らくがき帳

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2007年2月17日・払田柵の冬まつり&太田の火まつり編

今日は大仙市で開催された「払田柵の冬まつり」と「太田の火まつり」を 見に行ってまいりました!  

まずは大仙市払田にある『払田柵跡(ほったのさくあと)』へと。ここは平安時代に造られた東北最大級の城柵の遺跡であり、国指定史跡に指定されているそうですよ。

敷地内には復元された城柵と門があり、すぐ横には資料館がありました。

これは資料館内に展示されている材木列です。発掘調査で出土したもので、西暦801年頃に造られたものだそうですよ。なんだか歴史のロマンを感じますな。

 

こちらは「外柵南門」の模型。

 

資料館はこのぐらいにして、「払田柵の冬まつり」が開催されている外柵南門広場へと足を運んでみることに。

昼間は鍋祭りや蝦夷ほたる(ミニかまくら)作りといったイベントが開催されているそうですが、夕方になると皆で製作した1500個の蝦夷ほたるに 灯かりがともされるのですよ!

今年は暖冬でほとんど雪がなく、 かまくらを作れるほどの積雪がなかったためか、輪切りにしたペットボトルがミニかまくらの代わりに使われていました。 これはまたこれで味わいがあるかも。

そんな蝦夷ほたるが1500個集まった様子がこちら!写真にはとても収めきれませんが、広い公園いっぱいに、ゆらゆらとまたたく小さな炎が まるで星空のように広がっていましたよ!

この臨場感と穏やかな雰囲気が写真では全然伝わらないのが切ないですな(汗)

蛍の光のような優しくて温かい光がそこかしこにまたたいているので、思わず時を忘れて眺めてしまいました。訪れる人たちも、幻想的な風景とゆっくりと流れる時間を楽しんでいましたよ。

いつまでも静かに眺めていたいような、そんな気持ちにさせられる光景でした。

 

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