らくがき帳

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次の日の朝食は、バイキング方式でした。ホテルの朝食によくあるようなタイプで、ソーセージやオムレツなどの洋食系や、煮物などの和食系の両方が並んでいます。

とりあえず和洋折衷な感じで盛り付けてみたり(笑)

その後は、昨日も訪れた『鍋石温泉』へ。時間帯が中途半端だったせいか、他にお客さんはいなくて 貸し切り状態でしたよ。

大きな窓は開放されており、崖の上から日本海を見下ろす露天風呂になっていました。日差しと風が心地よいし、温泉の裏手にある『椿山』も見えます。

お湯は源泉掛け流しで、無色透明。口に入るとかなりしょっぱいのは、海が近いからなのでしょうか。

ちなみに敷地内には「温泉スタンド」と書かれた小屋があり、1リットル1円でお湯を購入することができるようです。

昨日泊まったコテージ内のバスルームも、蛇口をひねると天然温泉のお湯が出てくるのですが、温泉を汲み上げる設備とコテージの距離が離れているためか、熱い湯が出てくるまで20分かかると書かれていました。

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温泉の窓から見えた『椿山』が気になったので、思い立って登ってみることにしました。昔は女人禁制だったそうですが、今は誰でも登ることができます。

 

三角形をした小さなこの山は、町指定天然記念物なのだそうです。このあたりの地域がヤブツバキの日本海側の自生北限地で、季節になると、この山に椿の花がたくさん咲いているのを 見ることができるそうですよ。

細い散策路を歩いていくと、長い階段が見えてきました。

 

傾斜はそれほどでもないけれど、結構段数があるなーと思っているところへ、柄の長い草刈りがまを持ったおじさんがやってきて、椿山に登るのかと話しかけてきましたよ。

これがもしサスペンスドラマだったら 「実は、この山には古くからこの地に伝わる言い伝えがあってな…」とか、後々重要になってくる話が始まりそうなのですが、当然ながらそんな展開にはならず(謎)

そんなわけで、階段をひたすら登っていきます。手すりが腐り落ちている場所がかなりあるので慎重に進んだり、葉の上にいるかたつむりに喜んでみたり(笑)

山の上には小さな神社があり、その先は断崖絶壁になっていました。遠くの方にはコテージや温泉が見えます。

下を見ると岩場&海で、かなりの高さがあります。足がすくむ(笑)

サスペンスドラマだったら、ここで何か事件が起きて、被害者が崖から突き落とされ、それをちょうど展望温泉から美人OL3姉妹あたりが偶然目撃するに違いない。(←おい)

ちなみに先ほどの階段の登り口のあたりから 海に向かう細い道もあり、岩場に降りることもできます。大きな岩がゴロゴロしているので歩きづらいですが、海をすぐ近くで見ることができますよ。

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コテージをチェックアウトし、物産館へ。昨日見かけて気になっていた 「キャロットソフト」を食べようと思っていたのですが、ソフトクリームの機械を洗浄中で食べることができず…。

仕方ないので、カップアイスの「トマト(250円)」を購入。

薄いオレンジ色をしていて、食べるとちゃんとトマトの風味がしますよ!

ウェスパ椿山を後にし、次の目的地へ。

 

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