らくがき帳

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上小阿仁を後にし、北秋田市の『鷹巣体育館』にやってきました。ここで10/20、21の両日「第6回 北秋田市産業祭」が開催されているのですよ。

体育館の中では「農産物品評会」が行われていました。野菜や果物などの農作物が展示されていて、品質が良いと判断された物には 「壱等賞」や「弐等賞」などの札が貼られています。 秋田県種苗交換会と似たような感じですね。

ステージでは、地元の子供たちによる 「坊沢のとうふ早食い競争」が行われていました。今まで知らなかったのですが、北秋田市の坊沢地区は、大豆栽培や豆腐作りに力を入れているようです。

今回の目的は、ここで行われている 「BMセレクション2012プロコンテスト」なのですよ。

それ以前に「BM」とは一体何だ?という話なのですが、どうやら北秋田市の特産品の「バター餅」のことのようです(笑) 会場を訪れた人がバター餅を食べ比べて、一番美味しいと思ったものに投票するという企画だそうですよ。

今回エントリーしているバター餅は、こちらの8種類。一口サイズのバター餅を食べ比べします。以前バター餅を食べ比べた時に、私が一番美味しいと思った『精まい家』のバター餅がエントリーしていないのがちょっと残念ですな。

見た目は同じ「バター餅」ですが、食べてみるとどれも味や食感が異なりますよ。

餅に近いしっかりした食感のものや、口の中でふわっと溶けるような柔らかさのもの、あっさりした味のものや砂糖の甘みを感じるもの、卵の風味を感じるもの、少し塩気があるものなど、それぞれ個性があって面白いですね。

非常に迷いますが、一番だと思うバター餅を1個選んで 投票箱(紙コップ)に串を入れなければなりません。

「マッコ工房」が一番柔らかくて口の中で溶ける感じがするけど、「高関製菓」は卵の風味が良い感じなんだよなー。「大川米屋」もあっさりしていて柔らかくて美味しいし…うーん(悩)

そんなわけで結局、高関製菓に投票してみましたが、投票の結果上位に選ばれたのは 大川米屋、鷹松堂、マッコ工房、みうら庵だった模様です。この4つの業者は、来年までの1年間 「BIG4」の名称を名乗ることを許されるそうですよ。

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入り口横のテントには 「比内地鶏鉄板焼きふるまいコーナー」がありました。鉄板で豪快に焼かれた秋田特産の「比内地鶏」を、なんと無料で食べることができますよ。

こちらがその比内地鶏。しっかりした食感と肉の旨みを味わうことができました。

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会場内をうろうろしていると、「セグウェイ体験コーナー」を発見。

セグウェイって、金持ちが広い敷地内を移動するのに使ったり、小泉元首相が首相だった頃にブッシュ大統領からプレゼントされて 満面の笑みで乗っていたあのセグウェイなのか!そんなものが何故ここに!そして初めて見たよセグウェイ!

そんなセグウェイを、なんと試乗することができるそうなのです。それはぜひとも乗ってみねばなりますまい!

係員のおじさんが、セグウェイの操縦方法を丁寧に教えてくれました。体を前に倒すと進み、後ろに倒すとブレーキ。もっと後ろに倒すとバックします。ハンドルを倒すと左右に曲がることができますよ。割とシンプルな操作方法なのですね。ちなみにセグウェイはバッテリーで走るものなので、エンジン音はまったくしません。

操作方法はわかったものの、初めて乗るものなので、自由自在にビュンビュン乗り回すというわけにはいきません。それでも円を描いてみたり、8の字に走ってみたりと、自転車と同じ程度に乗りこなすことはできました。なかなか面白いですね、セグウェイ。

係員のおじさんは、バイク並みの速度でギュンギュン乗り回していましたよ。

価格は85万円ほどだそうですが、日本では公道を走ることができない上、現在のところ法人向け販売のみで、個人では購入できないそうです。乗り物としては結構面白いのになー。

 

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