らくがき帳

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2013年5月17日・北海道旅行編

 

連休が取れたので、2泊3日で北海道旅行に行ってきましたー!

北海道に行くのは今回が初めてです。というか、本州から出るのも初めてだし、飛行機に乗ること自体が生まれて初めてですよ!楽しみだ!!

そんなワクワク感と共に、やってきました秋田空港。通路沿いや土産物スペースには スギッチやなまはげの人形が飾られております。

秋田空港から新千歳空港行きの飛行機は、1日5便運行しています。今回は10:40発、11:35着のJALのチケットをネット購入。

通常の運賃は片道24,700円ですが、今回は早期割引(特便割引3-タイプC)を利用したので、片道18,500円、往復37,000円になりました。

家のプリンターで「eチケットお客様控」を印刷すると、QRコードみたいなバーコードが左上に表示されていました。これが航空券の代わりになり、搭乗口でこれをスキャンするだけで飛行機に乗れるのだとか。なにやらハイテクな仕組みですな。知らなかった。

保安検査場で荷物のチェックを受け、しばし待った後に搭乗口へ。あの飛行機に乗るのか!そして空を飛ぶのかっ!(←嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り混じる、複雑な心境)

飛行機というとジャンボジェットみたいな広くて大きいイメージしかありませんでしたが、秋田-新千歳空港の路線は小型の飛行機でしたよ。中は新幹線よりもかなり狭くて、大型バスぐらいの大きさしかないですね。気楽といえば気楽だけど、天井がかなり低い(汗)

何はともあれ携帯の電源をOFFにし、デジカメも一旦ポケットの中へ。さあいざ行かん、大空のかなたへ!

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座席に着いてシートベルトを装着。スチュワーデスさんの説明の後、ついに飛行機が離陸準備をはじめました。

大きくなっていくエンジン音と共に、飛行機が一気に急加速して、滑走路を走り抜けていきます。ふわっ、と機体が宙に浮かんだ瞬間は 「すげー!!」という気持ちと「怖い怖い!!」という気持ちの両方がいっぺんにやってきて大変でしたが、地面はどんどん遠くなり、飛行機はあっという間に雲の上へ。1分もたたないうちにこんな高度まで到達できるなんてすごいなー。

(↑デジカメ使用可能区間になってから撮影しました)

あれは秋田駅だな、とか、あの辺の山が白神山地かな、とか、真下を見るとグーグルマップみたいだな、とか思いながら、窓からの景色をしばし堪能。

手前が下北半島の先っちょで、奥に見えるのは津軽半島の先っちょ。「本当に地図と同じ形をしているなー」と、当たり前のことを考えてみたり。

海を挟んですぐ向こうには、もう北海道の函館が見えています。こうやって上空から見ると結構近いように見えるけど、実際はかなりの距離があるわけで。なんだか不思議。

さて、過去の日記にも何度か書いていますが、私は三半規管がかなり弱いので、車酔いや船酔いなどをしやすい体質なのですよ。どのぐらい弱いかというと、秋田新幹線の逆走区間(秋田-大曲)が毎回苦痛で仕方ないレベルの弱さです。

そんなわけで、飛行機に乗る前は「もしかしたら飛行機酔いするかも…」と思ったものの、実際に乗ってみたら新幹線程度の揺れだったので、「これなら機内で文字を読んだり、デジカメの液晶を見すぎたりしなければ平気そうだな」と、安心してのんびり座っていたのですが…。

飛行機が津軽海峡を抜け、高度を下げるために機首が少し下がったその瞬間。

地面と機体が平行でなくなったために、三半規管がパニックを起こしてしまったらしく、「強烈なめまい」と「胸のムカムカ」と「両手の痺れ」が同時に襲ってくるという緊急事態発生!(涙)

ヤバイ!と思ってすぐさま目をギュッと閉じたものの、ものすごく気持ちが悪い。でも横になるわけにもいかない。呼吸はどんどん荒くなるし、いやな汗は出てくるしで、まさに地獄のような状況に。一体どうすればいいのこれっ(泣)

着陸の5分前位には手だけでなく両足まで痺れてきて、冗談抜きで本当に死ぬかと思いましたが、なんとか無事に空港到着まで持ちこたえることが出来ました。 良かった。本当に良かった…。

 

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