ソウルブレイダー


タイトル ソウルブレイダー
ハード SFC
ジャンル A・RPG
発売日 1992/01/31
容量 8M
定価 8,800円(税別)
開発元 (株)クインテット
発売元 (株)エニックス


●STORY

フレイル王国を統治するマグリッド王は、世界を手に入れられるほどの富を欲していた。

あるとき、天才発明家レオの噂を耳にした王は、彼を監禁し、悪魔を召還する機械を作らせた。
機械は完成し、悪魔デストールが召還された。

マグリッド王はデストールに、世界を手にするほどの富を手にしたいと願い出た。
それに対し、デストールはこう答えた。

「生き物の命一つにつき、黄金一つを交換しよう」

その日から、一本の花、一羽の鳥というように、世界から命が一つずつ消えていき、次々と黄金に引き換えられていった。

いつしかすべての生き物が消えたフレイル王国は魔物の住みかとなり、荒れ果てるがままの廃墟と化した。

その様子を見た神は、デストールによって封印された生き物の魂を解放するために、天空の少年を地上につかわすのであった。


●感想

後のガイア幻想紀、天地創造と共に「クインテット三部作」と評されることになる、ソウルブレイダー。

正統派アクションRPGで、剣と魔法で魔物を倒し、悪魔にとらえられた魂を解放していくわけですが、その復興のしかたがちょっとおもしろいです。

魔物を倒し、魔物の巣を封印していくごとに、生命の気配も建物も何もなかった廃墟に にょきにょきと建物がたち、とらえられていた生き物たちが次々と復活していきます。

そして、主人公と話をし、力を貸してくれる生き物は、なんと人間だけではないのです。

犬やネコといった動物のほか、モグラやかたつむり、イルカ、人魚、花、人形、はてはイスやタンスまで。
みんな個性豊かに動き、話し、主人公を導いてくれます。

今プレイしてみても、名作は時がたっても名作なんだなあ、と思わせてくれる作品。

ゴダイゴのタケカワユキヒデ氏作曲の、世界観にぴったり合ったBGMも必聴です。

(2001/01/27)


ソウルブレイダー

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