2005年8月11日・雄物川花火大会編
本来ならば昨日開催予定だったものの、早朝の雨で順延になっていた「雄物川花火大会」が 本日開催されたので見に行ってきました。
大曲の花火には何度か行ったことがあるのですが、実は雄物川花火大会を見に行くのは初めてなのですよ。毎年すっかり忘れていたり、仕事の都合で行けなかったりして 一度も行く機会がなかったのです。
今回も肩こりでちょっと具合が悪かったのですが、昨日の温泉のおかげで体調が回復したので 思い切って行ってみることにしました。
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花火は雄物川の河川敷で行われるので、茨島側の土手と新屋側の土手のどちらからでも見られるのですよ。
太鼓や民謡の演奏が行われたり、出店もいっぱい並ぶのは 茨島側の土手なのですが、私はゆっくり落ち着いて花火を見たかったので、新屋側で鑑賞することにしました。
花火大会案内図を見ると、河川近くの駐車場の他に美術工芸短大や西部運動公園、大森山動物園なども無料で駐車場を開放している模様。
茨島のマックスバリュも駐車場を無料開放しているし、サティは屋上駐車場を全面開放して屋上から花火を自由に見られるようにしてくれています。みんな親切かつ太っ腹ですな。ありがたい。
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帰宅ラッシュに巻き込まれながらも、開始時間の30分ほど前になんとか美短の駐車場に到着。…途中、道を間違えて住宅街に迷い込んだのは 気にしない方向性で（涙）
会場の入り口や出店、花火の打ち上げ場所に近いあたりはやはりちょっと混雑していますが、河川敷はかなり広いので、ちょっと歩けばとりあえず見る場所には困りませんな。 適当な場所を確保して、出店でアクエリアスとフライドポテトを購入し、のんびりと開始時間を待つことにしました。
周りでは家族連れがお弁当を広げていたり、浴衣を着たお嬢さんたちが携帯片手におしゃべりしていたり。自転車ごと荷物を運びこんでいる豪快な人や すでにお酒が入って宴会状態の人達など、色々ですな。でも一人で花火鑑賞に来ているのは私ぐらいのような気が（汗） （←竿燈といいドライブといい、単独行動好きにもほどがありますよ）
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しだいに日も暮れ、蒸し暑いながらも気温が下がってきました。「日が暮れると冷えるから、あまり薄着では行かないほうがいいよ」と 事前に忠告してくれた同僚に感謝してみたり。 確かにちょっと冷えますな。考えてみたら川沿いだし。
雨が降りそうな微妙な空模様なので、5分ほど早めにスタート&プログラム自体も早めに進行する模様。傘を持ってきていないので 途中で雨が降ったらどうしようとあせりましたが、 結局最後まで雨は降りませんでした。よかった。
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そして花火大会が始まりました。『新秋田元年』と書かれた文字仕掛花火を皮切りに、5号玉や8号玉の早打ちやスターマインが次々と夜空に上がります。
文字や動物をかたどった花火も多いです。魚、桜、土星やボールなどなど、色も形もさまざま。
去年はポケモン花火を上げていましたが、今年はスマイリーとアンパンマンの顔が上がっていました。たまに角度を間違えて真横に咲いてしまうのもまた一興。 いやしかし、花火でこんなにも器用に絵や文字が描けるものなのですね。改めて職人の技に感動です。
花火が綺麗に花開くのは一瞬なので、なかなかうまくカメラに収めきれないのが切ないですな。
（↑アンパンマン）
（↑「JSQ」という会社の協賛花火。これは「S」の字です）
感動したのが、この猫型花火。もう一瞬早ければ目鼻も写真に写ったんですけどね。ちゃんとヒゲまであるよ！しかもかわいいよ！！（←大喜び）
でもやっぱり一番好きな花火は、金色一色でものすごく大輪の花を咲かせる花火なんですけどね。きれいだし、迫力があって好きなのです。
水中花火50連発は迫力がありました。ちゃんと川の流れに沿って、順々に花火が発射されていきます。
水面ギリギリなので迫力あるし、川に映る花火がまたきれいですな。いろんなアイディアが光っていて面白いです。
最後は超特大スターマインで終了。あっという間の2時間でした。花火師の皆さんに拍手。
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ただ、見終わった後に難点を言うならば、音楽と一緒に打ち上げる花火は、花火が終わったとたんに曲をぶちっと切ってしまわずに 曲をフェードアウトさせるべきだと思います。違和感ありすぎですよ。
あと、最後の超特大スターマイン3連発で 会場が最高潮に盛り上がったにもかかわらず、シメの部分でのアナウンスがグダグダになった上に 4号玉大雷（←のろしみたいなやつ）で終わりってのは 微妙な気がしないでもない。もうちょっとテンポ良く進行してほしかったなーと思ってみたり。
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そんなこんなで、今回初めて来てみたのですが、ゆっくり落ち着いた雰囲気で見られたのが何よりも嬉しいです。見事さではやはり大曲の花火に軍配が上がりますが、 向こうは場所取りや人ごみ、トイレ、帰りの電車などなど 心配しなければいけないことも多いので（＾＾；
やはり花火は夏の風物詩ですね。できれば来年も雄物川の花火大会を見に来たいと思いました。