らくがき帳

2008年2月12日・六郷のカマクラ編

今日は美郷町方面に遊びに行ってきました。

11日~15日はこの地域で 「六郷のカマクラ行事」が行われているのですよ。メインは15日に行われる「竹打ち」や「天筆焼き」なのですが、12日から15日までの期間はこのように 「天筆」と呼ばれる5色の旗が、町内のあちこちでたなびいております。

細長い短冊状の物が一般的な天筆なのですが、のぼりタイプの5色の旗も見かけました。道路という道路に、ずらりとこれらの旗が並んでいます。

 

雪で出来たお堂もあちらこちらに。

 

お酒がずらっと供えられているお堂もありました。

そういえば「かまくら」というと、今まで「半球状」というイメージしかなかったのですが、真四角のかまくらを発見しましたよ。屋根にはブルーシートがかけられ、入り口にはすだれまで。なんだかプレハブっぽい雰囲気で頑丈そうですな。

   

後で調べてみたら、これは「鳥追い小屋」と呼ばれる、この地域のかまくらだということが判明しました。なるほど。

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竹うちが行われる広場に行ってみました。今は雪に覆われているただの空き地ですが、15日の夜にはここに大勢の人がひしめきあうわけですよ。

 

  広場の向かいの神社には、竹うちに使うと思われる長い竹が置かれていました。本物の硬い竹で、長さは5メートルほどもあります。

竹うちまつり当日、町民は北軍と南軍に分かれて、お互いをこの長い竹で激しく叩きあうのですよ。

四方八方から数百本もの竹が振り下ろされる会場は、まさに「戦場」であり「修羅場」と化します。タオルやヘルメットなどで防護してはいるものの、痛いだけでは済まず、割れた竹で大怪我をしたり、 目に刺さって失明することもあるという、冗談抜きで危険なお祭りなのです!

ちなみに北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値が上がると言い伝えられているそうですよ。

残念ながら15日は仕事なので私は見ることができないのですが、いつか実際のお祭りをこの目で見てみたいなーと思いました。

 

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