ガンダムを真下から眺めるため、行列に並んでみました。行列が進むたび、徐々に近づいてくるガンダム。足だけでもすごくでかい!!
ちなみにこれは、ガンダムの後ろの地面に描かれていた、ガンダムの足跡です。
こんなでかい足に踏み台にされても平気なドムって、いったいどれぐらい頑丈なのだろうか(謎)
10分ほどでガンダムの足元までやってきました。下から見上げると、文字通り迫力満点!!
ガンダム足の下をくぐり、ぞろぞろと反対側へ降りていきます。
内部の配線部分やボルト、ヒンジなど メカの細かいディティールまでまったく手を抜かず、ロボットらしいリアルさを持ってきっちり作りこまれているのが良いですね。製作者達のこだわりと情熱を強く感じます。
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造形がしっかりしているだけではなく、このガンダムは30分に1回ずつ動きます。
毎時0分に行われるものと毎時30分に行われるものは内容が異なるのですよ。私がお台場に着いた時は、ちょうど毎時30分に行われるものを見ることができました。
「めぐりあい宇宙編」の挿入歌である 「ビギニング」をBGMにして、GACKTのナレーションが流れ、そして効果音と共にガンダムの首がゆっくりと左右に動きますよ。
この実物大ガンダムは 『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』の「緑あふれる都市東京の再生のシンボル」として作られた物なので、ナレーションも現在の地球環境を憂い、再生を願う内容になっています。
緑あふれる東京…はいいんですけれど、足元をよく見てみると、そこには枯れ果てた芝生の残骸。そして風が吹くたびに勢いよく舞い上がる砂ぼこり。
実はこの公園は、ガンダムができる前は 見渡す限り一面緑の芝生だったのですけれど、ガンダムを見るために押しかけた何十万人もの人たちによってガチガチに踏み固められ、もはや荒野か不毛の大地に。
「都市の緑化」を前面に押し出しているプロジェクトなのに、芝生がこんな事態になってしまっているのが違和感ありますね。でもこれだけたくさんの人が足を踏み入れてしまうと、芝生を守りようがないのだろうか…。うーむ。
そして更に納得いかないのは、8/1からガンダムの左肩に貼られたこのマーク!!
なんで東京オリンピックの2016年招致ロゴを、ガンダムの左肩にデカデカと貼るのかと…。こんな事をしたら完全にガンダムの世界観ぶち壊しだよ!東京都の偉い人にはそれがわからんのですよ!(←怒)
何はともあれ、等身大ガンダムは、圧倒的な存在感がありました。