2009年6月27日・エヴァ感想
席を確保し、グッズ売場を見てみたり。今ひとつピンとくる物がなかったので、「パンフレット(1,000円)」だけ購入。
上映開始までの間にパンフを読んでみようかなーと思ったら、「WARNING! DO NOT OPEN THIS BEFORE WATCHING THE MOVIE」と 書かれたシールが厳重に貼られておりました。
中にネタバレ満載のインタビューやら次回予告やらが書いてあるので、確かにこれは上映後に開封するべきだと思います。
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今回は全4部作予定のうちの2作目なので、物語の全貌と言うか謎はまだまだ解き明かされそうにありませんな。
前作の「序」はTV版の1~6話がベースになっていましたが、今回はTV版の7~19話がベースになっています。ただし、旧作にはいなかった新キャラが出てきたり、ストーリーがTV版と違う展開になっていたり、設定自体が変更になっている物も多いので、おそらくここから先は、TV~旧劇場版とは まったく異なるストーリーになっていくのではないかと。
旧作にあった「鬱っぽさ」がかなり薄くなっているので、見ている側が鬱になったり、難解すぎて頭を抱える心配はないですね(謎) 戦闘シーンも迫力があるし、ストーリー展開もテンポが速い上にわかりやすくて良いです。
パチンコや新劇場版から入ったライト層も普通に楽しめる一方、伏線や暗喩があちこちにちりばめられているので、旧作からのコア層も楽しめる作りになっているのがまた良い感じ。
キャラの性格や言動がちょっと変化していたり、展開や役割が旧作との対比になっていたりするので、TV版から見ている人は一番感慨深いのではないかと。
『序』の時は映画館で1回見たものの、「続きが気になる!」とか「もう1回見たい!」という思いは不思議なぐらいにまったくなかったのですが、『破』は「もう1回映画館で見たい!」と思うぐらい面白かったです。
というか、多分私が10年前に見たかったのは『シト新生』や『Air/まごころを、君に』じゃなくて、この『破』だったんじゃないか?と思えるほど、不思議としっくりくる映画でした(謎)
その分、次回作はどういう展開になるのかが今からかなり不安ですけれど、楽しみに待とうと思います。