らくがき帳

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6月1日(水)

大仙市にある『旧池田氏庭園』が、ちょうど今特別公開されているというので、見に行ってまいりましたよ。

『旧池田氏庭園』というのは、平成16年に国の名勝に指定された日本庭園なのです。

通常は中に入ることができないのですけれど、年に数回の「特別公開」される日に限り、中を見学することができるのですよ。

当初、春の公開は6/4、5のみの予定でしたが、今年は5/30~6/5に延長して土日の混雑を緩和することにしたとのことです。ちなみに入場料は200円です。

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池田家は戦前まで高梨村の村長を務めており、大正時代には1,200ヘクタールもの田畑を個人で所有していたため、山形県の本間家と宮城県の斉藤家に並ぶ「東北三大地主」の1人として知られていたそうです。

家の敷地は42,000平方メートルもあり、真上から見ると亀の甲羅のような六角形をしています。主屋は昭和27年に焼失してしまいましたが、いくつかの建物や見事な庭園は今も残っていますよ。

こちらの「米蔵」は約6,000俵を収蔵できる大きさだそうです。今は遠くから眺めることしかできませんが、これから5年かけて修復工事が行われる予定とのこと。

こちらは「奥庭」です。家族などが日常的に使用していた庭だそうですよ。池や石灯籠などが配置されていて、なかなか趣がありますね。

順路に沿って更に先へと進んでいくと、大きな池と大きな雪見灯篭が印象的な 「主庭園」が広がっています。

この雪見灯篭がまた、本当にデカい! 高さ・笠の直径共に約4メートルありますよ!日本最大級の巨大さだそうですが、確かに納得です。夜中にこれがズシンズシンと歩き出してもおかしくない感じ(←おい)

池にかけられた橋の上からは、石造りの洋館が見えます。建物の外観が池に映りこんでいるのもまた良い感じ。

  この洋館は、秋田県最初の鉄筋コンクリート造りの建物だそうです。去年の秋に修復工事が終わったばかりなので、建物は綺麗な状態ですよ。

建物の壁紙には「金唐革紙」という物が使われているのですが、当時の版木棒やスペアロールが現存していたので、それらを参考にしたり複製したり、金唐革紙の製作技術を持つ人に協力を求めたりして、今回の修復作業を行うことができた模様です。

この建物は元々池田家の私設図書館として使われていた物なのだそうです。若者の学力向上のために図書館を開放したり、無料診療所を作って治療費や薬代を全て負担したり等々、地域住民に貢献していたそうですよ。

今回初めて旧池田氏庭園を訪れましたが、なかなか見ごたえがあって満足です。特に主庭園の造形が素晴らしいですね。

秋の紅葉の季節も素晴らしそうなので、機会があれば秋の公開日にも訪れてみたいと思いました。

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『旧池田氏庭園』から3キロほど離れた場所には『払田分家庭園』があります。明治時代に本家の弟が作った庭園で、こちらは平成20年に国の名勝に指定されました。

広さは本家庭園の半分ほどです。現在は大仙市の公園として一般開放されていますよ。

落ち着いた感じの広い公園なのですが、本家庭園を見た直後だとやはり若干見劣り感が(謎)

こちらも紅葉の名所らしいので、秋に訪れたいと思います。そんな感じの1日でした。

 

6月7日(火)

先日イオン大曲ショッピングセンターに立ち寄った時に『喜久水庵』でパフェを食べました。

その名は「トマトゼリーパフェ(380円)」です。なんと喜久水庵大曲店のオリジナルパフェなのだそうですよ。

カップの一番底にはトマトゼリーが入っていて、その上にバニラソフトがのっています。横には抹茶わらび餅とお茶のリーフパイが添えられていますよ。

トマトゼリーは、食べるとはっきりとトマトの味がします(笑) ゼリーだけかと思いきや、所々にトマトの果肉も入っていますね。さっぱりしていて、初夏にちょうどいい感じではないかと。

お茶のリーフパイは、抹茶クッキーをパイ生地でサンドしてあります。サクサクした食感が良いアクセントで、これはお店で1枚105円で販売されておりました。

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毎年恒例のベランダ菜園ですが、今年もこぼれ種からシソの芽がたくさん出てきたので、間引きして2本だけを残しました。

一番最初(2007年)に植えたシソから数えると、今年で5代目になりますが、味も香りも変わりないのがありがたいですね。丈夫で手がかからないのも嬉しいです。

間引いたものは、芽シソとして美味しくいただきました。

そんな感じで去年と変わらぬ光景なわけですけれど、去年と決定的に違うのは、福島の原発問題ですよ(汗)

3/12に1号機、3/14に3号機、3/15に2号機と、相次いで原発が爆発を起こした時の風向きや、その後の測定結果を見る限りでは、秋田はほとんど汚染されていないと考えて良さそうですが、この先どうなるかわからないのが不安です。何の心配もいらなかった去年までが懐かしい…(遠い目)

そんな感じの今日この頃です。

 

6月9日(木)

4月末に『道の駅てんのう』がリニューアルオープンしたというので、どんな感じなのか見に行ってまいりましたよ。

天王スカイタワーの入り口前(温泉の隣)に新しく建物ができ、中には物産館やレストランがありました。

その中の『レストラン なっぱ・はうす』で 「生キャラメルソフト」(300円)が販売されていたので購入。割と甘めですが、その名の通り、キャラメルの香りと風味がはっきりと感じられますね。

天王スカイタワーは高さ59.8mのタワーで、最上階が展望台になっています。以前は入場が有料(400円)でしたが、今は無料で登ることができるようになりました。

タワー2階の展示室には、かつて八郎潟で行われていた漁に関する資料や、実際に使われていた道具などが展示されています。

1階には、船の模型(4分の1縮尺)が展示されていますよ。

展望台からは、潟上市を一望することができます。

…とはいえ、周りは田んぼと畑だらけなので、景色はそれほど良くもないんですけれど(汗) 現在は無料だからいいですが、これに400円払うのは正直納得いかないレベルの風景であり(謎)

タワーから下を見てみたら、何やら弥生時代風の建物を発見。これも道の駅てんのうの施設の一部の模様です。

さっそく見に行こうとしたのですが、雨が降ってきてしまったので断念。また日を改めてゆっくり訪れたいと思います。

物産館では、地元の特産品や農作物などが販売されています。その中になぜか宮崎県の特産品が多く並んでいるので、なぜなのだろうと不思議に思っていたら、潟上市は宮崎県都城市と「産地間交流」を行っているとのことでした。

ドリンクコーナーで、名前が気になった 「愛のスコール(120円)」を購入。250mlの小さな缶に入っている乳性炭酸飲料で、宮崎県都城市で作られている商品です。

ちなみに「スコール」というのは デンマーク語で「乾杯」の意味だそうですよ。

さっそく飲んでみると、なんとなく馴染みのある味がしました。「アンバサ」と「スプライト」の中間といった感じ?

同様に名前に惹かれて買った「ヨーグルッペ(100円)」も宮崎県都城市の商品ですよ。こちらは後ほど飲んでみたいと思います。

 

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