らくがき帳

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青池を後にし、ブナ自然林へ。

緑豊かなブナ林の中を歩いていると、とてもすがすがしい気分になりますね。木漏れ日が綺麗だし、程よく日陰で気持ちがいいです。

その先にあるのは「沸壺の池」ですよ。こちらの池の水は、綺麗なエメラルドグリーンに輝いています。

近年の研究で、沸壺の池の水には「アロフェン」という珪酸塩鉱物が含まれていて、その成分が太陽光の中の青い光を散乱させることがわかったそうです。

さらに池の底には緑色の藻がたくさん生えているので、その結果、このように青緑色に見えるのだとか。青池といい沸壺の池といい、なんとも不思議ですな。

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その先には、「落口の池」が広がっています。「池」というよりも「湖」っぽい大きさですよ。

落口の池のほとりに建つ「十二湖庵」という茶屋では、訪れた人に抹茶とお茶菓子を振舞ってくれます。

これは無料のサービスなのですが、お礼をしたい場合は、「こころざし」と書かれた備え付けの箱にお茶代を入れる形になります。

十二湖庵の横には、沸壺の池から湧き出す水が 小さな川になって流れています。水の音と水しぶきが涼しげで、これまた良い感じ。

この水は「沸壺池の清水」と呼ばれ、2008年に環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれたそうです。ひしゃくが備え付けられていて、自由にこの水を飲んだり汲んだりできますよ。 冷たくて美味しかったです。

十二湖庵を後にして遊歩道を先へと進むと、最初の駐車場に到着し、散策コース終了。

一昨年来た時も楽しかったですが、今日のように天気が良いと 池やブナ林が輪をかけて綺麗だということがわかりました。

特に青池の水の色は天気によって全く違う色に見えるため、ぜひとも天気が良い日のお昼頃に見ることをおすすめします。紅葉の頃だと池に落ち葉がたくさん浮いてしまうので、 ちょうど今ぐらいの季節がベストですよ。

 

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