2月20日(月)
エステー株式会社から2/3に販売された「エアカウンターS」を購入しました。
これは空間の放射線量を測定することができる機械なのです。
本格的なガイガーカウンターだと数万円~数十万円もしますが、この商品はエステーが家庭用に開発したものでして、シンプルな機能と操作感、そして買いやすい価格を実現したものなのですよ。
私は元々、去年の10/20に発売された「エアカウンター」が気になっていたのですけれど、東北の太平洋側や関東地方などの福島第一原発に近い地域で優先販売されていたので、この辺のお店で商品をまったく見かけないということと、品薄気味でネットでの価格が暴騰していたこと、秋田は原発事故の影響が比較的小さかったことなどもあり、改良版の「エアカウンターS」の発売まで待って、今回購入することにしました。
「エアカウンター」はたまごっちみたいな形でしたが、「エアカウンターS」はスティック状になっています。長さは17センチ、直径は2センチほどで、電子体温計よりも一回り大きいぐらいのサイズですね。電動歯ブラシぐらいというか。
本体と一緒に「正しく覚えよう 放射線の基礎知識」というタイトルの小冊子が入っていますけれど、これを監修した福士教授はいわゆる「御用学者」の1人なので注意が必要ですな。
何はともあれ、まずは実際に測定してみることに。
エアカウンターSを地面から1メートルほどの高さで水平に持ち、スイッチをONにすると、液晶画面に「35」と表示されて、数字がカウントダウンしていきます。
35秒後に数字がゼロになると、1回目の予測数値が表示されますよ。
その後は10秒ごとに数字が更新されていき、何回か更新された後、「確定値」が表示されて、オレンジ色のランプが消灯すると計測終了です。
手始めに部屋の中で測定してみたところ、0.05μSv/h以下(0.05が点滅表示)という結果が出ました。
その後、家の外に出て計測するのはちょっと寒かったので、2階のベランダで計測したり、ベランダ菜園のプランターの土に近づけてみたりしましたが、数字は同じく0.05μSv/h以下でした。
測定途中で数字が0.07になった時もありましたが、これは振動や電磁波による誤差だと思います。確定値は安定して0.05以下をキープしていますよ。
秋田県の空間放射線量の測定結果とも一致しているので、おそらくこのあたりの空間線量は、原発事故前の秋田県の数字(0.022~0.086μSv/h)と同じ程度と判断して良さそうですね。
余談ですが、パソコンの前で測定したら、電磁波の影響を受けたらしく、確定値が0.09や0.1になりました。測定する時は、電子機器の近くは避けた方が良さそうです(汗)
そして、本体表面が汚れて放射性物質が付いてしまうと正しい数字が測定できなくなるという話をよく聞くので、ネットの情報を参考にして、ジップロックに入れてみました。
これなら、表面が万が一汚れても 新しいジップロックに入れ換えれば済むだけなので安心ですな。
この先、震災瓦礫の焼却問題や、いまだに収束の目途すら付かない原発1号機~4号機、六ヶ所村の再処理工場の安全性等々、不安要素は数限りなくありますけれど、 頑張って生きて行こうと思います(遠い目)
2月26日(日)
今日は、NHK秋田放送局で2/25、26に行われた 「2012 エキヨコ冬まつり」に行ってまいりましたよ!
写真が多くなったので、別ページにまとめました。読む方はこちらからどうぞ。
2月27日(月)
先日パスタマシンを購入して以降(02/08の日記参照)何度かパスタを作って食べております、そんなりあですこんにちは。
パスタマシンに付いて来たレシピブックを読んだら、強力粉と薄力粉で「中華麺」が作れると書いてあったので、今回は中華麺にチャレンジしてみることにしました。
まずは材料をホームベーカリーで練って……と思いながら、何気なくホームベーカリーの説明書を開いたら、そこには「そばやラーメン生地はつくれません」の一文が!(汗)
そばは、うどんやパスタと違って、粉の状態を見ながら水加減を微調整してこねないといけないので、ホームベーカリーで作るのは難しいとは聞いていましたが、まさか中華麺も作れないとは思いもよらず(汗)
それにしても、なんで中華麺はダメなのかな?と思い、作れない理由を調べてみたところ、どうやら中華麺の生地の材料である 「かん水(もしくは重曹)」がアルカリ性なので、ホームベーカリーでこねると内窯のフッ素樹脂を傷めてしまう模様です。なるほど。
仕方ないので生地を手でこねてみたら、意外と簡単にできました(笑)
ラップに包んで休ませた生地を、パスタマシンで3mm幅に切れば、中華麺の完成です! レシピブックの通りに、できた麺をぎゅっと力を入れて握ったら、ちぢれ麺っぽくなりました。
今日は坦々麺を作りました。スープも肉味噌も今回初めて手作りしましたが、我ながら美味しく出来てびっくりしましたよ。
肉味噌はほど良い辛味ですし、スープに入れた花椒の風味がまた良いアクセントになっています。盛り付けの見た目はともかくとして、味の方はラーメン屋で出てきても 違和感ない位の出来栄えですな!(←自画自賛)
中華麺を自宅で作れることがわかったので、今後も色々作って食べてみたいと思いました。