2005年9月28日・大人の科学マガジン編
以前の日記に書いた『大人の科学マガジン Vol.9』の付録を 組み立ててみましたよ!
今月号の付録は『ピンホール式プラネタリウム』です。
表紙にも書かれていますが、日本科学未来館に常設されている 『メガスター』という有名なレンズ式プラネタリウムを開発した、大平貴之氏の協力のもとで今回の付録を作成したとの事ですよ。
中身は約100ページの雑誌本体と、大きな付録の箱のセット。雑誌は簡単に箱と分離するので、店頭で手に取る時は注意が必要ですな。
わくわくしながらさっそく箱を開けてみると、発泡スチロールで梱包された部品たちが出てきました。
私に組み立てが出来るだろうか。どきどき。
とりあえず、ネジやナットなどのこまごました部品類は、なくさないように小皿にのせておくことに。
こういうものは、ネジ1個なくしただけでアウトですからね。普段はズボラかつ大ざっぱな私なのですが、さすがにこの辺には気を使います。
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組み立てに必要なのは、はさみと、軸径が3ミリほどのプラスドライバー。
両面テープは付属でついてきますが、強度を考えたら、粘着力の高い両面テープを用意するか、セロテープやホッチキスなどで補強する方がいいと思います。
あと、雑誌の「用意するもの」の項目には書かれていないのですが、完成した本体を稼動させるためには単3電池2本が必要なのでお忘れなく。
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まずは本誌の説明書きの通りに「架台」を組み立て。リード線を切り欠き部分から外に出したり ビスで止めたりするだけなので、割と簡単。
次に、ベースと架台に、目盛りの付いたシールを貼ります。こういう作業は下手なので苦手だ…。
でも「苦手なのに楽しい」のですよ。なんだろうこの感覚は。
続いて台座を組み立て。スイッチを手で押さえながら部品を固定しなければいけないので、ちょっとだけてこずりました。ぬー、負けるか!(←何と戦ってますか)
電池周りの配線とON・OFFスイッチがどういう風に連動しているのかがわかって、ちょっと勉強になりました。さすがは大人の科学。
普段使っている家電製品の内部も、こんな風にいろんなアイディアと部品が詰まっているんだろうなー。
架台を台座にセットして、豆電球と電池をはめ込んで 電源スイッチを入れてみましたの図。
やったー!電気がついたよー!!(←大感動&大喜び)
なんだかものすごく嬉しい。ものすごい達成感。よくやったよ自分!! (←注:まだ組み立ては半分しか終わってません)
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次にいよいよ恒星球の組み立て。
プラスチック製の原版を正12面体になるように 貼り合わせていきます。表裏を間違えないように注意。保護シートを貼ってある面が、球の表側になります。
恒星球はプラネタリウムの核となる重要な部分。隙間があるとそこから光が漏れてしまうので、ぴたっと正確に貼り合わせていかなければなりません。
両面テープで原版を貼り合わせる作業は ちょっぴりめんどくさいですね。私は手先が不器用な方なのでなおさら。
いやしかし、ものすごくめんどうな作業なのだけれども、組み立てる行為自体はすごく楽しいわけで。わかっていただけるだろうか、この微妙かつ複雑な思い(謎)
ちなみにネットで見かけたんですが、『北斗七星』の7つの星のうち、2ヶ所が「耳の部分ギリギリ」の場所にあり 1ヶ所が「五角形の境界線付近」にあるので、 気をつけないと『北斗四星』になってしまう可能性大です。この辺は十分注意しましょう。
そうこうしているうちに恒星球が完成♪
ちなみにこっちは裏側。
貼り合わせた耳の部分を5ミリほど切り、保護シートをはがしてから台座にセットしてできあがり!
今度こそよくやったよ自分! 大きなトラブルもなく完成して本当に良かった!!(感涙)