2006年5月23日・ダ・ヴィンチ・コード編
そんなこんなで、『ダ・ヴィンチ・コード』を見てきましたよ。 (以下、あまりいい評価ではない上にネタバレを含む可能性があるので、 気になる方は読まない方向性で)
宣伝広告で最全面に押し出している「モナ・リザ」の絵に秘密が隠されているどころか物語に何の関係もなかったり、謎解きや展開が急だったり意味不明だったり等々、見終わった後に疑問ばかりが多く残る映画でした。
MMRも裸足で逃げ出しそうなほどの強引なこじつけと思い込み、 ストーリー上の矛盾、説明不足、唐突な展開、回収されなかった伏線、どこまでもご都合主義な謎解き等々。
原作を読めばおそらく削られたエピソードがあったり、納得の行く説明があったりするのでしょうけれど、映画のみでそれらを解釈するのは難しいですよ。 歴史や宗教の知識がある人からすればまた違った見方が出来て面白いのかもしれませんが、単純に娯楽映画として楽しめるか、といったら 微妙かもしれないなと思いました。 あくまで個人的な意見ですけれどもね。