続いて、半球状の透明なドームが目立つ 『サザンドームのしろ』へと。
入ってすぐのウェルカムホールには、こんな謎のモニュメントがロビーいっぱいに広がっていました。これは「エナー樹」という、エネルギーの木なのだそうです。
エナー樹にかこまれた入り口の向こうには、太古の石炭期をイメージしたという 「太古の森」という部屋が広がっています。ほの暗い部屋の床に恐竜の足跡が描いてあったりするので、 なんとなく冒険心がくすぐられますな。
この石炭はオーストラリア産で、約340kgあるそうです。能代火力発電所では、粉状にしたこの石炭の塊を、一日最大で約30,000個(10,000トン)も使用するそうですよ。
そのまま奥へと進んでいくと、2階に通じる階段が。階段の横に配置されている木の形をしたオブジェは、1人当たりのエネルギー消費量の移り変わりを、木の成長に例えて表現したものだそうです。
「100万年前(原始時代)」はヒョロヒョロとした木なのですが、現代では大きく枝葉を広げた木になっています。我々はこんなにもエネルギーを消費しているのですな。
木の陰に、首を動かしている恐竜が! Σ( ̄□ ̄;
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2階の「メッセージの森」はがらっと雰囲気が変わり、古代遺跡のようなつくりになっていました。
モニターの映像や展示されているパネルには、環境保護やエネルギーに対するメッセージがこめられています。
ちなみに、この彫像の口の中をのぞきこむと… (あとはご自分の目でお確かめください)