やり方が間違っているのかな…と悩みながらも、それでも容器をひたすら振り続け。
20分経過した時点で再び蓋を開けてみると、ようやく目に見える変化がありました!(嬉)
白い牛乳の中に、さっきまではなかった 黄色い粒々がたくさん浮かんでいますよ!!
ちょうど「とびっこ」ぐらいの大きさの丸い粒がいくつも集まって、小さな塊状になっています。色も質感もバターそのものですね。
ようやく手ごたえを感じ、喜び勇んでさらに容器を振り回すこと数分。バター作り開始から30分が経過しました。
蓋を開けてみましたが、20分経過時点と全然変わりないですね。これ以上はバターにならないものと判断し、ここで終了することにしました。
出来上がったバターをスプーンですくい、小皿に移してみました。ティースプーン1杯分にも満たない、本当に少量のバター。でも1杯の牛乳から自分の手で作り上げた、紛れもない本物のバターです。
綺麗な黄色をしていて、触ると柔らかいですよ。なめてみると、ちゃんとバターの味がします。手作りの無塩バターは脂っこくなく、さっぱりしていてなかなか美味。
ようやく念願のバター作りを体験することができて感無量です!ちゃんと形になったという達成感のおかげか、腕の疲れもどこか心地よい感じ。
もし今、学校の先生に 「今年一番がんばったこと」という題名で作文を書きなさいと言われたら、間違いなくこのバター作りを書きますよ。そのぐらい頑張りました(謎)
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ちなみにもっと簡単にバターを作りたい場合は、静置しておいたノンホモ牛乳のクリーム層だけを取り出して、容器に入れて振るという方法もあるようです。
あとは、牛乳に動物性の生クリームを加えて振る方法もありますよ。むしろ、生クリームだけ(脂肪率が高くて乳化剤が入っていない物)をシェイクするだけでもバターが出来る模様。
そんな感じで、なんだか理科の実験をやっているような、面白い体験ができました♪