らくがき帳

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「十二滝」という名前の通り、ここには十二個の滝があるのですが、下からでは先ほどの2個しか見ることができません。

そんなわけで、さっきくぐった赤い吊り橋を渡って、川の反対側へと向かいます。

橋を渡ると、その先は細い上り坂になっています。遊歩道として整備されてはいますが、砂利道で落ち葉もたくさんあるので、足元には十分注意が必要かと。

1~2分ほどで展望台付近に到着しました。「飽海三名瀑」「名勝十二滝」と書かれた看板が立っていますよ。

ちなみに「飽海」というのは山形県飽海郡のことで、そこにある「十二滝」「二ノ滝」「玉簾の滝」が「飽海三名瀑」と呼ばれているそうですよ。現在は市町村合併が進んだので、十二滝と玉簾の滝は「飽海郡」ではなく「酒田市」になった模様です。

てっぺんから岩場の方を眺めると、そこには大きな滝が階段状に流れているのが見えます!一番下の段の2つは、先ほど間近で眺めたあの滝ですよ!

こちらは駐車場にあった十二滝の案内板。

南滝のあたりまでは見えるのですけれど、そこから上はこの位置からは判別できない感じ。

図で見ると、一番下の段には3つ滝があることになっていますが、左端の「合格滝」には水が流れていませんでした。水量が多い時だけ流れるのか、それとも枯れてしまったのかは謎です。

それにしても、大きい上に不思議な形をしている滝ですね。ちょうど紅葉のシーズンなので、周りの山々も赤や黄色に染まっていますよ。

 

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