らくがき帳

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2011年10月21日・安の滝編

 

今日は北秋田市の『安の滝』に 紅葉を見に行ってきました。

角館経由で行くか、上小阿仁経由で行くか迷いましたが、今回は上小阿仁経由で行くことにしましたよ。秋田中央広域農道が土砂災害のために途中で通行止めになっていたので、そこから迂回して国道285号線に入ります。

昼ごはんは『道の駅 かみこあに』で食べました。新メニューの「馬肉丼(630円)」が気になったので、これを注文してみましたよ。

馬肉料理は県北地域でよく食べられており、もちろんこの丼にも馬肉が使われています。ご飯の上に馬肉とネギ、紅しょうががのっていて、その横にゆで卵とマヨネーズが添えられていました。

馬肉は柔らかくて、クセはないですよ。口に入れると、ツナのようにホロホロと崩れます。以前食べた「馬肉定食」の肉とはまたちょっと違った食感ですね。

サラダと小鉢、漬け物、味噌汁も付いてきて、丼も思いの他ボリュームがあったので、お腹いっぱいになりました。

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国道285号線から国道105号線へと入り、『道の駅 あに』に立ち寄りました。

このあたりの道路沿いやお店の前には、チェーンソーを使って作った木の彫刻作品が並んでいます。これは「チェーンソーアート」と呼ばれ、競技大会も開催されているそうですよ。

 

山あいにある阿仁地域は、クマ猟を行う「マタギ」の里として有名であり、熊牧場やマタギ資料館などの施設もあります。

道の駅の中にも、熊に関する物がちらほら見受けられます。冷蔵ケースの中には、なんと「熊肉」と「エゾ鹿肉」が並んでおりました。

熊肉は300gで3,000円、エゾ鹿肉は500gで3,000円。パッケージに北秋田市阿仁の「木村精肉店」の名前がありますね。熊肉は食べたことがないし調理法もわからないので買いませんでしたが、後で調べたらデイリーポータルの過去記事で熊肉調理に挑戦している方がおられましたよ。美味しそうですが調理が色々大変そうな模様です。なるほど。

同じケース内には、なんと「熊の手」も売られていました Σ( ̄□ ̄; 大きいサイズの手は1個、小さいサイズの手は2個で1セットになっていました。

それぞれ1,500円の値段が付いていましたが、高いとか安いとか言う以前に、道の駅で普通に熊の手が売られていること自体が衝撃ですよ(汗)

衝撃といえば、産直コーナーで「マムシ」も普通に売られていました。骨と薄皮1枚状態のものを乾燥させてあり、大きさによって2,000円や2,500円といった値段がそれぞれ付けられていましたよ。

本物の「熊の爪」に穴を開け、ストラップにした物も売っていました。どんな魔物でも引き裂いてしまうと言われている 「魔除け」なのだそうですよ。大きさも形もバラバラで、私が見た時にはそれぞれ2,500円~3,500円ぐらいの値段が付けられていました。

「熊の牙」はなんと5,000円。白くてゴロンとしていて、妙な存在感がありますね。

そんな感じでインパクトがあるものばかり売っている道の駅でしたが、結局「蜂蜜(トチ)(300g・1,300円)」と「どぶろくプリン(250円)」を購入しました。

蜂蜜は北秋田市阿仁の『佐藤養蜂場』のハチミツです。トチノキの花の蜜由来のハチミツで、綺麗なオレンジ色をしていますよ。先日買ったホームベーカリーで、このハチミツを使ってハチミツパンを作ってみる予定です♪

「どぶろくプリン」は、その名の通り どぶろくを使って作られたプリンです。北秋田市元町の『鷹松堂』で製造しているようですよ。

ふたを開けるとこんな感じ。プラスチックの容器の中に黄色いプリンが入っています。容器の模様と形がお猪口のようで、いかにも「どぶろく」感がありますね。一番底には、カラメルが薄く敷いてあります。

食べてみると、卵の優しい甘さの後に、どぶろくの風味がほんのりと感じられます。日本酒が苦手な私でも美味しく食べられましたよ。

 

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