2018年7月15日・ネコバリ岩編
五城目町に「ネコバリ岩(根古波離岩)」という奇岩があるという話を聞いていたものの、なかなか行くチャンスがなかったのですが、ついに今日見に行ってきましたよ。
今回は秋田市方面から県道41号線→県道112号線→広域農道、というルートで五城目を目指します。「ネコバリ岩 あと16km」と書かれた緑色の小さな看板が立っている十字路に来たら県道15号線へ曲がり、あとはひたすら県道15号線沿いに走っていけばいい模様。
ただ、15号線に入ってからの距離が思いのほか長く感じる上、途中から道が細くなって山道っぽくなり、いま対向車が来たらいやだなーと思う場所も出てくるので、運転暦が浅い人は気をつけたほうがいいかもしれません(運転暦20年近い私でも、ちょっと不安に感じる道でした)
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お昼ごはんは、ネコバリ岩への道の途中にある『農家レストラン 清流の森』へ。
ここは杉澤小学校北ノ又分校跡地をレストランに改装したお店で、イワナや地場産野菜、旬の山菜などを使った定食を食べることができるのです。今日はちょうどヤマメの放流イベントをやっていて、小さな子供をつれた家族連れでにぎわっていました。
席に着くと、お茶ではなく「スギナ茶」が出てきました。これは地元の爺婆元気部会の方々が販売しているお茶で、ミネラルが豊富なのだそうです。
何を食べようか迷いますが、今回は「清流定食(1,000円)」にしました。メインは「イワナのムニエル」「イワナのフライ」「豚肉の行者ニンニク炒め(1日限定10食)」の3つから選べるというので、イワナのフライをチョイス。
これにご飯と味噌汁、食後にコーヒーが付いてきます。ご飯はおかわり自由ですよ。
清流定食で「豚肉の行者ニンニク炒め」を選ぶとこんな感じ。店員さんによると、今日はイベントがある日なので、あらかじめ10食よりも多めに用意していたそうです。
定食には、山菜を使った小鉢がたくさん!その日によって内容は異なるようですが、今日の天ぷらは蓬、石柏、蟒草の葉、紫蘇、豌豆豆、陸蓮根、西葫芦。
小鉢は蟒草のしょうがあえ、蕗の煮つけ、蟒草のたたき、岩魚の団子、山葵の醤油漬け、虎杖のおひたし。
味噌汁の具は網茸と大根で、メイン料理には行者ニンニクの一本漬けが添えられています。デザートは杉菜のゼリーでした。
自然食レストランにありがちな 気取りすぎる感じもなく、かといって素朴すぎる感じもない、ちょうどいい絶妙なバランス。どの料理も美味しくて満足しました。