朝早くに来れば調理している様子や鍋の中の具材が見えたと思いますが、この時間だと鍋の中身がかなり減っていて、さすがに中は見えませんね。鍋の横で重機(バックホー)を操縦したり、長い柄の付いた大きなお玉で中をかき混ぜている係員の人たちの姿が見えますよ。
2台のバックホーを使って、完成した芋煮を次々にすくい上げていきます。
食べ物なのに重機を突っ込んでかき混ぜるなんて…と心配する人もいると思いますが、そこは心配無用。このバックホーは「一度も使用されていない新車」で、バケット部にはオールステンレスの芋煮専用バケットを装着。なおかつ可動部の潤滑剤にはマーガリンやバターなどを使用しているので、安心して食べることができるのです。
芋煮に使われている食材は、どれも地元山形の特選素材!山形牛肉1.2トン、里芋3トン、コンニャク3,500枚、ネギ3,500本、酒50升、しょうゆ700リットル、砂糖200キロ、水6トン。使われている量が桁違いですね。
バックホーですくい上げられた芋煮は…。
配布用の小さな鍋の中にザバーッと注がれます。なんとも豪快な光景。さすがは日本一の芋煮会フェスティバル。