らくがき帳

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1月12日(木)

年明け早々死にかけておりました、そんなりあですこんにちは。

「死にかけて」というのはギャグでもなんでもなく、リアル&ガチで死にかけていましたよ。本当に生きててよかった(汗)

状況を説明しますと。
娘がお昼ごはんに「カップ焼きそば」を食べたいと言ったので、東北地方でおなじみの「焼きそばバゴォーン」を作って食べさせたわけなのですが。

半分ぐらい食べたところでお腹いっぱいになったらしく、娘は焼きそばを残してしまいまして。

残った焼きそばを『もったいないので私が食べるかぁ…』と思いながら口に頬張ったら、思いっきりのどに詰まりました。

時間がたって冷めきった焼きそばは、水分がすっかり抜けてボッソボソになっており、塊になってのどにつっかえたまま、全然落ちて行ってくれない!!

慌てて台所の流し台に駆け寄って、咳をして麺を吐き出そうとしたのですが、のどがふさがっていて息を吸うことができないので、咳ができない!!

肺に残ったわずかな空気が「……………ケフッ…」という弱々しい音を出すだけで、麺を飲み込むことも、吐き出すことも、息をすることもできない最悪の事態に!!!

以前見た「YouTubeの生配信中におにぎりをのどに詰まらせて窒息死した女性」のニュースが脳裏をよぎり、『このままじゃ私も同じように窒息死してしまう…!』とあせるものの、もはやどうして良いかわからず。

肺の中の空気が尽きて酸欠で倒れる前に何とかしなければ確実に死ぬので、必死に思いを巡らせた時に『たしか、居間のテーブルの上に、お茶が入っているマグカップがあったはず』ということを思い出しまして。

ヨロヨロと居間に移動して、マグカップの中のお茶を全部のどに流し込んでみたものの、麺はのどにつっかえたまま変わらず。
ゴミ箱を抱えて咳をしようとしても全然駄目。

これはもうダメなのか…娘を残してこんな形で死ぬのか…と絶望したのですが、お茶で麺が水分を含んでくれたらしく、必死に絞りだした弱々しい咳数回で、なんとか麺を吐き出すことに成功しました。
よかった、本当に良かった、生きてる、息ができる(涙)

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後から冷静に考えたら、台所にいたんだから蛇口をひねってコップで水道の水を飲めばよかったと思うのですが、パニックになっている時にそんなに落ち着いた判断はできませんよ!(←経験者は語る)

そして後から調べてみたら、食べ物がのどや気管に詰まって窒息する事故はよくあるようです。

お年寄りがお餅をのどに詰まらせる事故はよく聞きますが、まさかカップ焼きそばで自分の身に起こるとは思いもよらず(遠い目)

人生いつ何が起こるか本当にわからないので、今後は気をつけながら生きていこうと思います。

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