らくがき帳

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稲庭うどん作りの手順を理解したところで、お次は本社から少し離れたところに建つ佐藤養助の本店へと向かいました。

老舗の本店だけあって、平日にもかかわらずお客さんがたくさん来ていましたよ。駐車場には県外ナンバーの車が多くとまっていました。

温かい「かけ」と冷たい「せいろ」の両方が味わえるセットの 「味くらべ(1,050円)」にも心ひかれましたが、今回は「二味天せいろ(1,400円)」をチョイス。しょうゆだれとごまだれの2種類がついてくるので 両方につけて味わうことができます。

うどんはめんつゆでしか食べたことがないのですが、こうやってごまだれで食べるのもまた目先が変わって面白いですね。

うどんは細いのにしっかりとしたコシがあって美味しいですよ。さっきの工場で職人さんたちが一生懸命作ったうどんだと思うと、また一味違ったものがありますな。

入り口の脇には、稲庭うどんの製造過程でできる 「ふしっこ」が置かれていました。1人1個無料だそうです。

先程のおみやげのうどんは短い「麺本体」でしたが、これは「ふし」の部分の詰め合わせです。

稲庭うどんは、棒に生地を引っかけて麺を形成し そのままの形で乾燥・断裁するので、どうしても棒周辺の曲がった部分ができるのですよ。下の図でいうと、赤色で塗った部分ですね。

ここは「曲がり」とも呼ばれ、この部分だけのものや、曲がりの部分まで含めた麺(かんざし)も市販されています。

曲がりだけのものは当然短いので、サラダにしたり油で揚げると食べやすいとのことでした。もちろん普通にゆでて食べても美味しいようです。

お腹も満たされたところで、いざ稲庭うどん作りへ!

 

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