払田柵跡を後にし、お次は『太田の火まつり』へ。
このお祭りは、太田町の各集落に伝わる伝統行事を一同に介して開催するものなので、色んな催し物をいっぺんに見ることができるそうです。
駐車場から会場までは通路に沿って青と白のイルミネーションが設置されているので、道もわかりやすいし祭り気分も盛り上がりますね。このあたりのさり気ない配慮が嬉しいですな。
会場内は人も出店もいっぱいで、かなり賑わっていましたよ! 司会の方が常に催し物の説明をしているので、現在会場内のどの場所でどんなイベントが行われているのかすぐにわかるのもありがたいです。
こちらは一年の豊作を祈願して行われる「雪中田植え」です。昔ながらの農作業姿に扮した女性たちが、雪の上に稲穂を立てていました。
こちらは「東今泉八幡太鼓」です。ハッピとハチマキ姿の子供たちの演奏から、大人達による迫力ある演奏まで、いろいろ楽しむことができますよ。
会場内の数箇所では火が焚かれており、その周りには暖を取る人たちが集まっていました。火のそばは暖かいので、私もなかなかこの場所を離れられず、あたたまりながら祭りの様子を眺めてみたり(笑)
こちらはわらで作られた2個の巨大なかまくら。横にいる人たちの大きさと比べると、このかまくらがどれだけ高いかわかっていただけるかと。
わらのかまくらの根元には、正月飾りやダルマなどがたくさん積まれています。
2個の巨大なかまくらの奥には、もう少し高さの低いかまくらが1個ありました。
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会場内では大きな紙風船も上げられていました。
先日見に行った上桧木内の『紙風船上げ』の紙風船は和紙を繋ぎ合わせたものでしたが、太田の火まつりの紙風船はビニール製でしたよ。
同じように下からガスバーナーで熱しているのですけれど、ちょっと横風が吹くとふくらみかけた紙風船がつぶれてしまい、なかなか飛ばすことができない様子。
上桧木内の紙風船はちょっとぐらい風があっても 飛ばすのに苦労している様子はなかったので、これは紙風船の素材の違いなのでしょうか。
そういえば上桧木内の方は、空気を入れるときに 紙風船をくるくると回していたので、もしかしたらその辺の違いもあるのかも。 後半、風がちょっと弱まってきたので、無事に飛び立つ紙風船が増えてきました。
描かれている絵柄はさまざまですが、変わったところでは「たらこキューピー」の形をした紙風船が何個も飛び立っていました。会場のBGMも、この時だけは たらこキューピーの曲を流していましたよ(笑)
紙風船は不時着するものや木に引っかかるもの、燃えながら飛んでいくものなども続出していましたが、盛り上がりつつ何とか無事に紙風船上げは終了。 いよいよクライマックスのイベントです。