らくがき帳

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続いて15時から開始されるのは「もちまき」です。

ステージの上からビニール袋に入ったお餅が次々と投げられ、集まったお客さん達がそれをキャッチするのですよ。もちろん飛んでくる場所はランダムで、餅の数も有限なので、早いもの勝ちというかキャッチしたもの勝ち。まさに運と瞬発力と知力を尽くした戦いです。

ちなみに「もちまき」は参加者がヒートアップしやすく、ケガ人が出ることもある行事であり。

その昔、私が小学生だった頃に、地元のイベントで「もちまき」が行われたのですが、その時のお餅の中には1個につき5円~数千円のお金が入っていたために、周りの人を突き飛ばしたり、餅を奪い取ったりする人たちが出て、ケガをしたり大泣きする子供が続出。次の年から「大人は参加不可」という制約が出来たぐらいです(汗) とにかくそれだけデンジャラスなのですよ!もちまきは!(←謎力説)

 

今回投げられるお餅はダンボール数箱分もあり、ほとんどはただの丸餅なのですが、航空券などの景品と引き換えることができる 「当たり券」が入ったお餅が何個か混ざっています。

ちなみに景品の中には、さっきの比内鶏ダービーに出場した「生きた鶏8羽」もあったりします(笑) 広い庭と鶏小屋がある人だったらいいけど、ない人に当たったら一体どうするんだろう?

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そんなこんなで、開始時間を待つ人の群れに混ざって待機。

ステージ上のスタッフは「近くに投げる係」と 「遠投係」の2役に分かれているそうです。試しに遠投係が1個投げた時は、人垣の後ろのほうまでラクラク飛んで行ったので、後ろの方でも十分チャンスはありそうですな。

ちなみに私の中で「もちまきの極意」とでも言うべき何点かのポイントがあるのですが、かいつまんで説明しますと。

まずはポジション取り。ステージ上の人が餅を投げやすそうな位置にいると、飛んでくる餅の数も多いのでチャンスが!

そして『若い男性の近くは避ける』これが結構重要なのですよ。リーチの長さと瞬発力、キャッチ力の高さの前では、女性はかなり不利になります。背の高い男性の後ろなどもっての他!

もう1点は『おばちゃんの近くは避ける』 こっちは危険度を左右する重要なポイントです。おばちゃんは欲が強く、餅への執着心が半端じゃないので、万が一おばちゃん密集ゾーンにいようものなら、バーゲン会場のような修羅場になります。相手が誰だろうとおかまいなしなので、冗談抜きでケガしますよ(汗)

理想は「子供のそば」や「若い控えめな女性のそば」なのですが、狭い会場内でそう贅沢も言っていられないので、とりあえず背の高い男性とおばちゃんをできるだけ避けて待機。  

いよいよもちまきが始まり、勢いよく宙を舞う餅の袋と それに群がる人々の手!前半はお餅、後半は袋に入った味付け卵が景気良くバラバラとまかれていきますよ。 会場は歓声と熱気に包まれ、一番の盛り上がりを見せます!

私もお餅1個と味付け卵(2個入り)を無事キャッチ。景品入りではありませんでしたが、なんだか妙な達成感がありました。

最後は神様にお帰りいただく「神送りの儀」を行い、とりの市のイベントはすべて終了。シャトルバスに乗って駐車場に戻ったのでした。

 

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