らくがき帳

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美郷町を後にしてどんどん南下し、横手市までやってきました。

15、16日の2日間、ここでは小正月行事である 「かまくら」が開催されているのですよ。

市役所の裏手に無料駐車場が設置されていると聞いていたので、さっそく車を停めるべく行ってみたのですが、駐車場は満車で停めることができませんでしたよ。

係員の人に臨時駐車場までの道が書かれた地図をもらい、それを見ながら離れた場所にある臨時駐車場まで車を走らせたのですが、やはり手近な方からどんどんいっぱいになっていくらしく、結局3つ目の臨時駐車場に停めることができました。よかった。

臨時駐車場から先ほどの市役所の近くまでは シャトルバスが出ているので、それに乗ってようやくかまくらが並んでいる大通りまで 戻ってくることができました。

『かまくら館』のそばでは、特産品などを販売している物産展が開かれており、道路を挟んで向かい側には大きなかまくらが並んでいます。

かまくらの中には自由に入ることができるので、さっそくその中の一つに入ってみることに。

 

中はドーム型の空洞になっており、床にはござが敷いてありました。奥の壁には水神様をおまつりする神座が作られています。

天井にはなんと電球まで! 電源は一体どこから取っているのだろうか?(悩)

かまくらの中は風が入ってこないので暖かく感じますよ。それなりに広さもあるので、大人数人がくつろいで座ることができます。

小さい頃、毎年冬になると、お父さんやおじいちゃんが庭にかまくらを作ってくれて、中に入りたい放題だったので、個人的にかまくらはそれほどめずらしくないのですが、これだけ大きいかまくらが何個も並んでいると、なんだか迫力があるなーと思います。

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すぐ近くの「光明寺公園」には大きな雪像が作られていました。

上に雪が積もってしまったせいで、ミッ○ーマウスが謎のキャラになっていましたよ。もはやどこが目やら耳やら(笑)

こちらは臨時駐車場近くのミニかまくら。歩道に沿って、バケツぐらいの大きさの小さなかまくらがずらりと並んでいます。元は1個1個ちゃんとかまくらの形をしていたようですが、 雪が降ったせいで壁と同化していました。

 

小さな穴の中に、紙コップで作ったローソクが入っています。ちょうど係の人が1個ずつ火をともして回っている所でした。揺らめく灯かりがきれいで、なんだか癒されますね。

ちなみにこの雪まつりのイベントは、1箇所に集中しているわけではなく、広い横手市内のあちこちで独自に行われています。

ライトアップされた横手城や武家屋敷のかまくら、蛇の崎川原と南小学校のミニかまくら、子供たちが甘酒などをふるまってくれる二葉町のかまくらなどなど、見所はたくさんあるのですが、それらの会場を巡回しているシャトルバスは17:40~21:00の間しか走っていないのですよ。

係員の人の話によると、かまくらは基本的に夜のお祭りなので、巡回バスも夜しか走らないそうです。なるほど。

暗闇の中で穏やかに灯るかまくらの明かりを眺めたり、地元の子供たちと触れ合うのも楽しそうなのですが、今回は別の目的地があるので、まだ明るいうちに横手市を後にしました。 いつかゆっくり横手のかまくらを見て回りたいものですな。

 

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