車で今度は北上し、大仙市払田にある 『払田柵跡(ほったのさくあと)』へ。去年も来ましたが、ここでは「払田柵の冬まつり」が開催されているのですよ!(←07/02/17の日記参照)
会場に着いた頃にはすっかり日も暮れ、1500個の蝦夷ほたる(ミニかまくら)には 灯かりがともされておりました。
去年は暖冬のせいで雪がなく、輪切りにしたペットボトルが かまくらの代替品として使われていましたが、今年は普通に雪が降ったので一安心。
小さなかまくらの中にローソクが灯され、光がそこかしこでゆらゆらとまたたいておりますよ。
この幻想的な雰囲気は、どうすれば写真で再現できるのだろうか…。見渡す限りの蝦夷ほたるを見ていると、自然と穏やかな気持ちになります。
広場の端には南門があり、そこをくぐるように 1本の光の道がのびていますよ。
光に導かれるように奥へと進んでみたら、そこには遺跡と思われる柱状のものが建っていました。
一体いつ、何のために作られたのかを示す文献はいまだに見つかっておらず、謎に包まれたままの遺跡である払田柵。
1200年前のこの場所で何が行われていたのかを考えると、なんだか不思議な気持ちになりますな。