そんなこんなで順調にじゅんさいを収穫していたのですが、突然クラクラッと軽いめまいがして、胸がムカムカしてくるという予想外の事態が発生。
日差しはそんなに強くないし、麦わら帽子もかぶっているのに、日射病になってしまったのだろうか? それともずっと下を向いて摘み取り作業をしていたから、頭に血がのぼってしまったのだろうか?等と考えつつ、いったん収穫を中断して船の上で休んでいたのですが、まったく回復しないので、残念ながらギブアップして陸上へ…。
おばちゃんの話によると、今日はすごく蒸し暑い上に、風が強くて船が揺れていたので、船酔いしてしまったのではないかとのことです。そういえば、私が乗っていたのは船でしたな。(←忘れていた人)
そしてやはり、時々私と同じように、摘み取り中に気分が悪くなる人がいるそうです。
普通の人なら何ともないのでしょうが、私は秋田新幹線こまちの逆走区間(秋田-大曲)で毎回死にそうになるぐらい弱い三半規管の持ち主なので、船の揺れに体が耐えられなかったようで…。
結局、小屋のはじっこの畳敷きの所で30分ほど横になった末、ようやく動けるようになりました。おばちゃんがすごく心配して、冷たいジュースをくれたり等々、非常に迷惑をかけてしまったので申し訳なかったです(汗) 本当にありがとうございました(←感謝)
そして私がじゅんさい農家になるためには、まず己の体を鍛えなければならないことがよくわかりましたよ。
じゅんさい採り自体はすごく楽しかったので、体調を万全にしつつ、無理せず時々休むなどして来年再びリベンジしたいと思います。