開会式の後、まず行われたのが「雪中田植え」です。この地域では、この行事によって一年の作柄を占い、五穀豊穣を祈願するのですよ。
まずは、昔ながらの農作業姿に扮した男性が、平らな雪の上に木枠を転がして、升目状の模様をつけていきます。
そして、その升目を目印にして、昔ながらの農作業姿に扮した女性達が、稲わらと大豆のからを植えていきます。
今でこそ田植えは全部田植え機でやりますが、昔はこうやって手作業で地道に植えていたのですよ。ちなみにこの木枠は、この祭りのために屋根裏部屋から引っ張り出してきたそうです(笑)
続いて「東今泉八幡太鼓」の演奏が行われました。子供たちによる元気いっぱいの演奏も、大人たちの力強いバチさばきも、どちらも勇壮で素晴らしいですね。オリジナル曲の演奏もありましたよ。
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その次に行われるのは「紙風船上げ」です。上桧木内の紙風船で飛ばされる物は和紙製ですが、このお祭りで飛ばされるものはビニール製で、サイズも小さいものですよ。
変わったところでは、クラゲの形をした紙風船がありました。
今日は風がほとんどなかったおかげで、紙風船たちは順調に空へと舞い上がっていきます。去年は本部テントに墜落したクジラも、今年はすごい勢いで大空に飛び立っていきました(笑)
上桧木内の紙風船の協賛で製作された、和紙製の大きな紙風船も何個かあります。
全ての紙風船が、無事に大空へと飛び立っていきました。