らくがき帳

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砂利道を進み、急に開けた場所に出たかと思ったら、目の前にはこんな光景が広がっていました!  

侵食や崩壊で白い岩肌がむき出しになり、それらが断崖絶壁となって目の前に立ちはだかっています。

アメリカのグランドキャニオンに似ていることから、「日本キャニオン」と名づけられたこの場所。

展望台から見た時は 「そんなに似ているかなぁ…??」という印象でしたが、実際こうして崖の下に立って見上げると、とにかくその規模と迫力に圧倒されます。

もちろん本家グランドキャニオンの規模には到底及びませんが、まさしくここは『日本キャニオン』!

ネットを見ていると、展望所や道路沿いからキャニオンを見て 「期待はずれ」だの「名前負けしている」だの、酷評している日記がわらわらあるのですが、これだよ!ここの光景だよっ!! キャニオンは崖の下から見上げないと、まったく意味がないんだよ!(汗)  

岩肌はけっこうもろく、風が吹くたびに砂塵が舞います。目に入ると結構痛い(笑)

しかし、今もなお少しずつ侵食されて姿を変え続けていると思うと、なんだか感慨深いものがありますね。ここに来ることができて本当に良かったです。

ちなみに細い道は崖の下を過ぎ、さらに先の山の中へと続いています。詳しいことはわかりませんが、どうやら十二湖方面までつながっている模様。

ちょっとのぞいてみましたが、上り坂で足場も悪いし、降りて来ている人もガイドさん連れの団体だったり、リュックや杖を装備した本格的な山歩きの格好をしているので、この先の道はかなり険しいものと思われます。

 

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