らくがき帳

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分岐点を「あがりこ大王」と書かれた方に曲がってから、10分ほど歩いたでしょうか。道の終わりには1本の木があり、「森の巨人たち100選」「あがりこ大王」と 書かれた看板が立っていました。

そして、これが噂の「あがりこ大王」です!

樹齢およそ300年、樹高は25メートル、幹周り7.62メートルもあるこのブナの木は、ゴツゴツしたコブに覆われ、幹を大きくくねらせながらも、天に向かってまっすぐにそびえ立ち、青々とした葉を茂らせています。

ちなみに「幹が上がったところで、子に分かれている」形から 「あがりこ」と呼ばれるようになったそうです。その風格ある堂々とした姿は、まさにあがりこ大王の名にふさわしいかも知れず。

ただ、実物のあがりこ大王を見た時に、「…あれ?思ったより小さい木なんだな」と、一瞬思ってしまいました。

どうやら、今までいろんな雑誌やネットで写真を見て、絶賛する記事をいくつも読んでいたせいか、無意識のうちに「巨木」をイメージしていたようです(汗) 先入観というのは恐ろしい。

いやしかし、あがりこ大王は どの角度から見ても様になりますね。木の根元に立ち入ることはできませんが、木をぐるっと取り囲むように遊歩道が設置されているので、様々な角度から眺めることができるのが嬉しいです。

 

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