らくがき帳

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あがりこ大王からUターンし、先ほどの分岐点へ。

本来ならここから「出つぼ」方向に曲がり、ブナ林や湧水地などを楽しみながら 「獅子ヶ鼻湿原」をぐるりと1周するのが普通なのですが、今回は時間がないので、不本意ながらイレギュラーな感じで 「コケの群落」に直行することに。

ちなみに獅子ヶ鼻湿原周辺の遊歩道は、岩がゴロゴロしていたり、急な階段があったりするので、歩く場合は注意が必要かと。

しばし進むと水の流れる音が聞こえ始め、ひんやりとした空気が流れてきました。そして目の前にはこのような光景が!

カメラのレンズが曇っているわけではなく、あたり一面が霧というか、薄い水煙に覆われているのですよ。なんだか幻想的な風景ですね。

遊歩道に沿うように、水路がずっと続いています。一部がコンクリートやブロックで固められているところを見ると、人工的に整備された物のようですね。

先に進むと「コケの群落」方面への分岐点がありましたが、この水路がちょっと気になったので、曲がらずに水路を少したどってみたところ、その先には橋と水門がありました。流れる水は蒼く澄み切っていて綺麗です。

橋の下を覗き込むと、水がゴーゴーと音を立てながら ものすごい勢いで流れ落ちていました! うかつに落ちたら、立つことすらままならずに、猛スピードで下流に流されること間違いなしの速さ(汗)

勢いよく流れている水のおかげか、この橋の周辺はすごく涼しいです。いや、むしろ「涼しい」なんてものじゃなくて「空気が冷たい」とか「肌寒い」と言うべきレベル。とても今が8月だとは思えませんよ。

ついさっきまで真夏の暑さで汗が噴き出していたというのに、この橋の周辺だけ明らかに秋ぐらいの気温です。水が流れているだけで、こんなにも空気が違うとは思いもよらず。

ちなみに水門や水路周辺に「東北電力」と書かれているので、どうやらこの水路は発電施設の一部のようです。

 

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