2010年2月16日・かまくら編
今日は横手市で2/15~16に開催される 『かまくら』を見に行ってきました。
おととしも一度『かまくら』を見に来たのですけれど、その年はちょうど、大仙市で行われる 『払田柵の冬まつり』&『太田の火まつり』と同じ日だったので、スケジュール的に昼間のかまくらを少し見るぐらいしかできなかったのですよ。
しかし、本来かまくらというのは、夜の幻想的な風景や、人々との語らいの方がメインのお祭りなのです。なので、今年はぜひともそれを体験せねばなりますまい!
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「その前に、『かまくら』って一体なに?」という人もいるかもしれないので、一応説明させていただきますと。
かまくらというのは、積み上げて固めた雪の内部を掘って、半球状というかドーム状というか、要するにこんな形↓の小さな家になるように整えた物です。
大きさや構造はそれぞれ異なりますが、元々小正月に水神様をおまつりするための雪洞なので、入り口から見て正面側に雪で出来た祭壇があり、「水神様」と書かれたお札や御幣などが飾られています。
大きいかまくらは、中で大人が立っても天井に頭がぶつからないぐらいの高さがあり、5~6人が輪になってゆっくり座れるぐらいの広さがありますよ。 雪壁が風をさえぎってくれるからなのか、中は意外と暖かいです。
かまくらの床にゴザを敷き、中で子供達が七輪でお餅を焼いたり、甘酒を飲んだりして遊んだりしていたのが、昔ながらの「かまくら」の姿なのですよ。
そんな地域の伝統行事の「かまくら」は、長い年月の間に少しずつ姿を変え、今では大勢の観光客を迎えて大々的に行われるという 、秋田を代表する「冬祭り」の一つになっています。
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かまくらに関する説明が終わったところで、さっそくかまくらを見に行くことにしましょう。