らくがき帳

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かまくら館周辺を堪能した後は、いよいよ巡回バスに乗ってかまくら巡りへ。

横手市内のあちこちで、様々なかまくらが製作されているのですが、それぞれの会場は距離があって離れているので、無料の巡回バスで各会場へと向かうことができるのですよ。ちなみに無料バスの運行時刻は17:40~21:00です。

上宮幼稚園前の巡回バス乗降場でバスに乗り、まずは1個目の乗降場である二葉町でバスを降りました。そこから徒歩で橋の方へと少し戻り、「蛇の崎橋」の上から下を眺めると、川原に無数の光の群れが見えました!

実はこれは高さ数十センチの「ミニかまくら」がたくさん集まったものなのです! 製作は鳳中学の生徒が行い、点灯は城南高校の生徒が行っているそうですよ。

雪で作った小さなかまくらの中には、火のついたロウソクが置かれています。暗闇の中で温かい穏やかな光が揺らめいている姿は 本当に幻想的ですね。

バケツの形そのままの物や、丁寧に丸い形に整えてある物など、作った人の性格がなんとなく垣間見えるのも面白いです。

 

変わったところでは、穴の部分がハート型をしている物もありました。

近づいてよく見てみると、中には小さな雪だるまが2つ仲良く並んでいましたよ! なんともロマンチックなかまくらですな。

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二葉町のかまくら会場へ行ってみると、小路に沿って大きなかまくらがいくつも並んでいました。中では地元住民の皆さんがおもてなしをしてくれます。

大人ばかりのかまくらもあれば、丹前を着た子供達がわいわい集まっているかまくらもあり、どのかまくらもそれぞれ賑わっていますよ。ほのぼのした雰囲気で心が和みますね。

その昔は各家庭でかまくらを製作していたようですけれど、最近では「かまくら職人」と呼ばれる方々が、重機を使いながら大きな物を製作することが多いようです。会場全体では、およそ100基ほどのかまくらが作られるそうですよ。

 

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