らくがき帳

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その後は、会場の端の方にある「シミュレータ体験コーナー」へ。

建物の中に入ると、そこには実物大のシミュレータが!

これは運転手や車掌の訓練に使用されている設備なのですけれど、今日はこちらも一般公開されていて、見学者が実際に体験することができるのです!

ちなみにこのシミュレータは三菱が製作している模様。

運転席はもちろん本物そっくりに作られていて、窓にあたる部分にはCGの街並みが映し出されています。

しばらく待っていると、私の順番がやってきました。運転席に座ると、目の前にはまっすぐ伸びる線路が。

今まで一度も電車の運転などしたことがない(←当たり前)上に、仕組みも全然わからないので、とりあえず係員の人に教えられるがまま、ボタンを押しながら大きなレバーを手前に引いて電車を発進・加速させ、メーターが75kmを指したら緑色の部分(ニュートラル)までレバーを戻してみました。電車って基本はニュートラルで走っているんですね。知らなかった。

加速・減速したり、カーブに差し掛かったりすると 車体そのものが本物と同じように前後左右に動くし、踏切の音なども聞こえます。まさにリアル「電車でGO!」ですな。(←ゲームはやったことないけど)

そのまましばし走っていると、だんだん駅が近づいてきました。今度はレバーを奥に倒してゆっくりとブレーキをかけ、ホーム上にある停止位置の表示板と同じ場所に、電車をきちんと停車させなければならないのですが…。

なにぶん要領がよくわからないもので、停止位置よりもだいぶ手前で停まってしまいました。なんてこった(汗) 停車するだけでもこんなに難しいのに、 実際は信号だの標識だのを見ながら電車を運転して、時刻表通りに走らせなければいけないのだから大変ですね。

ちなみにシミュレータの後方には、ドアの開閉ボタンやアナウンス用のマイクがあり、電車の後ろやホームの様子がCGで映し出されていました。これで車掌業務の訓練も出来る造りになっていますよ。

今回初めて訪れた秋田車両センターでしたが、色々な展示を見たり体験したりできて楽しかったです。そして、もし再びシミュレータに乗る機会があったら、今度はきっちりと停車させたいと思います!(←謎決意)

そんな感じの1日でした。

 

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