らくがき帳

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せっかく札幌に来たのだから、王道の観光スポットにも行ってみねば、というわけで『札幌市時計台』へ向かうことに。

ビルが建ち並んでいる大きな道路沿いを歩いていると、人々が不自然に立ち止まって写真撮影をしている姿を発見。近づいてみると、ビルとビルの間にいきなり時計台がありました。

「日本三大がっかり名所」として名高い(?)この時計台ですが、実際に見てみると、確かに違和感が半端ないですね(笑)もしガイドブックの写真だけを見て「緑豊かな丘の上に建つ、素敵な時計台に違いないわ~」とか勝手に思い込んで見に行ってしまうと、超がっかりすること間違いなし。

周りをビルに囲まれているので、写真を撮ろうとすると時計台と共にビルが写りこんでしまいます。新緑の季節になって、葉っぱが生い茂れば、この角度なら何とかビルをごまかせるかもしれない(謎)

お次は『北海道庁旧本庁舎』へ。さっきのガチャガチャのラインナップにも含まれていた、正統派の観光スポットであります。外国人観光客の数もかなり多いですな。

明治21年(1888年)に建てられ、外壁には約250万個のレンガが使われているそうです。趣があって良い雰囲気ですね。

建物の中は無料で見学することが出来ます。壁や階段など、あちこちに美しい装飾が施されておりますよ。重厚な雰囲気の執務室や、北海道の歴史を紹介するコーナーなどもありました。

前庭には100種類、1,000本の樹木が植えられています。今は咲いていませんでしたが、季節になると花壇の花を楽しむこともできる模様です。

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札幌の街の中を散歩しつつ、駅方面へ。歩道が広く作られていて、道路も碁盤の目のように整備されているので、歩きやすいし、街並みがすごくゆったりしていますね。

街の雰囲気がどことなく穏やかで、良い意味でほのぼのしていて落ち着きます。ビルやお店が並んでいて、見た目は東京に近いのに、歩いている人の数がずっと少ないのですよ。

後で聞いた所、札幌は地下道が発達しているので、人口が多いにもかかわらず、人の流れが分散して、道路が混雑しにくい仕組みになっているとのこと。なるほど。

あと思ったのが、街や人の雰囲気が丸いですね。仙台や東京は、どこかツンと澄ました所があるというか、なんとなくセカセカした雰囲気があって 何回行っても謎のアウェイ感があったのですが、 札幌は不思議と落ち着きます。むしろホームっぽい。大都市で生活にも便利そうだし、ここなら住んでもいいかもしれない。でも真冬はキツイだろうなー(汗)

 

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