らくがき帳

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4月16日(水)

梅の花を求めて、今日は秋田市八橋にある『日吉八幡神社』に行ってきましたよ。

まだつぼみの木も多いですが、社務所の前にある3本の木が満開の花を咲かせていました!

白い梅の花もだいぶ咲いていました。

この白い梅の何がすごいって、2本とも根っこの部分からボッキリ折れて横倒しになってしまっているのに、普通に花をたくさん咲かせていることですよ!

なんという梅の木の強い生命力。私もこのぐらいたくましく生きて行きたいところです。(←打たれ弱い人)

全然関係ないですが、この神社の注意書きの内容になんだか歴史を感じます(笑) 左側に「昭和九年十二月廿三日」と彫られていました。

そんな感じで梅を見ていたら、すぐ近くから 「クェーーーッ!クェーーーッ!!」という鋭い大きな鳴き声が。そっちを見てみると、キジがいましたよ!秋田の市街地に日本の国鳥が!

キジは境内を悠々と歩き回っておりました。私から10メートルちょっとしか離れていない場所をトコトコと通り過ぎていきます。なんという余裕っぷり!警戒心のかけらもないですな!

こっちには猫が!猫ーーーっ!!(←もはや梅の花どころではない)

よく見ると、しっぽがカギしっぽになっています。毛並みが良くて首輪をしているので、おそらくこの近所の飼い猫かと。

野良猫ではないとはいえ、まあ呼んでも近くには寄ってこないだろうな………と思ったら寄って来たーーー!!

超近い!至近距離に猫が!!しかも目の前でごろーんと横になってお腹を見せてきたり、頭や背中をおとなしくなでさせてくれる!超フレンドリー猫!!

思いがけず猫と触れ合うことができました♪

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日吉八幡神社を後にし、続いて向かったのは、すぐ近くにある『菅原神社』です。ちょうど昨日、ここで梅が咲いたというニュースを見たのですよ。

そんなわけでさっそくGoogleの地図を頼りにその場所へと向かったものの、「地図が指し示す場所に神社がない」という事態発生(汗)

周辺をグルグルと歩き回っても見つからないので、試しにナビアプリを起動してみたら、Googleの地図と全然違う場所に菅原神社が表示されています。不思議に思いながらその通りに進んでいったら、あっさり神社が見つかりました。

結論から言うと「Googleの地図が間違っていた」のが原因でしたよ。なるほど、いくら情報化社会とはいえ、与えられた情報をあっさり信用してはいけないということですな(遠い目)

そんなトラブルに見舞われながらも、ようやくたどり着いた菅原神社。ここには、学問の神様の菅原道真公が祀られています。

境内には梅の木が多く植えられていて、日当たりのいい場所の木は8分咲き~ほぼ満開! ピンク色の花が風でふわふわと揺れています!

ちなみに菅原道真公は梅好きだったそうですよ。私も梅好きなので、なんとなく親近感を感じてみたり(笑)

ソメイヨシノの華やかさもいいのですが、梅の花の素朴で清楚な雰囲気と、ほんのりと風に香る甘酸っぱい香りは、やはり何ともいえない魅力があるなーと思いました。

 

4月20日(日)

今日も梅の花を求めて、あちこちドライブに行ってきました。秋田市では桜がちらほら咲き始めていますし、にかほ市での勢至公園ではちょうど桜が満開のようですが、私は梅を見に行きますよ!(←別に桜が嫌いなわけではないです)

まずは秋田市八橋にある『日吉八幡神社』へ。前回来たときは8分咲き位でしたが、今日は完全に満開!

白い梅の花も満開でした!

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続いて『菅原神社』へ。こちらの梅も綺麗に咲いています。鳥居の付近は満開で、奥の方もほぼ満開です。

スイセンの花も咲いていました。

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続いてやってきたのは、秋田市金足にある『小泉潟公園』です。日当たりがいいエリアの梅が、8分咲きになっていましたよ。

白い梅やピンクの梅、赤い梅まで、様々な品種の梅が花を咲かせています。この品種は、近くに行くと甘い香りが漂っていました。

さて、一番の目当てはこれ!この公園で見ることができる「二色の梅」ですよ!

1本の木の枝に、赤色と白色の花が、なんと両方とも咲いているのです。このような不思議な木が、この公園内に何本か植えられています。

中には、1個の花が赤と白の半分ずつになっているものも。接ぎ木などはしておらず、なぜこのような花が咲くのかは不明なのだそうです。

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最後は潟上市飯田川の『梅の里』へ。ここは5.4haの敷地内に いろいろな種類の梅の木が植えられている公園なのですが、小高い場所にあるせいか、まだつぼみでした。あともうちょっとで咲きそうな感じ。頑張れー。

それでも、何種類かの品種が花を咲かせていたので、道の駅しょうわで購入した『酒田屋』のバターどらやきを食べつつお花見。花よりだんごならぬ、花よりバターどらやき(謎)

あいにくの曇り空でしたが、梅の花を楽しむことができた一日でした。

 

4月21日(月)

仙北市の刺巻湿原で、ミズバショウが見頃を迎えているので、見に行ってきました。5月6日まで「刺巻水ばしょう祭り」も開催されておりますよ。

湿原いっぱいに咲くミズバショウの花。広さは約3ヘクタールもあります。入り口近くのエリアがちょうど見頃で、綺麗な白い花を咲かせていました。奥の方はまだこれから咲く感じだったので、水ばしょう祭りの間はずっと花を楽しむことができそうですね。

もう少し暖かくなると、葉っぱが大きく伸びてきてミズバショウの花が隠れてしまうので、今がちょうどベストなタイミングかと。

ミズバショウの群生の間を縫うように木道が張り巡らされているので、間近でミズバショウの花を楽しむことができますよ。私は毎年のように刺巻湿原のミズバショウを見に来ていますが、年々ミズバショウの数が増えている気がします。すばらしい。

ミズバショウによく似ているけれど、赤い色をしたこの花は「ザゼンソウ」です。僧侶が座禅を組む姿に似ていることから、この名前が付いたとのこと。今年も東屋の近くにポツポツと咲いていました。

湿原の奥の方にカタクリの花が咲くエリアがあるのですが、今はまだ咲いていませんでした。もう少し暖かくなると、まるで薄紫色のじゅうたんのような、カタクリの群生を楽しむことができます。

国道46号線沿いにある上、駐車場も無料なので、手軽に花を見ることができるのがありがたいと思いました。

 

4月23日(水)

秋田市の『千秋公園』の桜がだいぶ咲いてきたので、様子を見に行ってきましたよ。

図書館の前やお堀のあたりの桜はちょうど満開!枝いっぱいに薄ピンク色の花が咲いていて、風が吹くたびにふわふわと揺れていました。

二の丸のあたりは8分咲き。4/18~29の期間中「千秋公園桜まつり」が開催されているので、広場に出店がずらりと並んでいました。夜はライトアップも行われるそうです。今週末あたりがちょうど見頃になりそうですね。

本丸のあたりは3~5分咲きでした。

桜も良いですが、皆さま「梅の花」もお忘れなく!(←梅好き) 前回千秋公園に来た時に、脳研側の入り口(細い上り坂になってるところ)の道の両側に梅の木が植えられているのを発見したので、早速様子を見に行ってみると、まさに今が満開でした!

よく見ると、胡月池の近くにも何本か梅の木が植えられています。一番綺麗だったのが、この八重桜っぽい梅の花!ピンク色のふわふわした花が、遠くからでもはっきりと見えますよ!

満開の花がとても華やかなので、通りかかる人たちも デジカメやスマホで写真を撮っていました。

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すぐ近くの『エリアなかいち』で4/19~6/15の期間中「角川大映映画展」を開催しているので、建物の前にどーんと立っている大魔神を見に行ってみました。見上げるほど大きくて、インパクトがありますな。

その後『一つ森公園』に行ってみました。桜は5分咲きぐらいでしたよ。もうじき満開になりそうです。

そんな感じの1日でした。

 

4月26日(土)

千秋公園の桜が満開になったので、今日は花見をしに行ってきました。

3日前に公園に来たときは 本丸のソメイヨシノはまだ3~5分咲きでしたが、今日は見事に満開!久保田城御隅櫓と桜の組み合わせが良い感じです。

こちらは本丸の久保田城表門の近く。23日に写真を撮った所と同じ場所ですが、今日は完全に満開です。たった3日でこんなにも変わるとは…。桜おそるべし。

二の丸にある広場は、花見客でいっぱい!ちょうど桜の見頃と土日が重なって、天気も快晴なので、もはや座る場所がないぐらいの賑わいっぷりです。ステージではイベントをやっていて、屋台はどこも忙しそう。非常に活気がありますね。

花見をするべく、胡月池近くの広場へ。ここにもソメイヨシノがたくさん植えられていて、大勢の人が花見を楽しんでいましたが、私の目的は、この立派な梅の木!(←梅好き) (わかりづらいですが、手前が梅の木で、奥がソメイヨシノです)

梅の花もちょうど満開で、枝いっぱいに白い花を咲かせています!風が吹くと、ほのかに甘酸っぱい梅の香りがしました。

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潟上市の『梅の里』では、梅の花が満開になっていました!前回来た時はつぼみだったのに、たった1週間でこの咲きっぷりです。

今がまさに見頃なのですが、公園内には他に誰もおらず(汗) 桜の名所には人が大勢押しかけて写真を撮りまくっているというのに、なぜ梅の名称には誰も興味を示さないのか!確かに桜に比べて花の付き方がスカスカしているけれど、梅には梅の良さがあるじゃない!(←やり場のない思い)

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最後は井川町の『日本国花苑』へ。ソメイヨシノはまだ咲いていませんでしたが、紅豊や枝垂桜が満開でした。日が暮れてきたので写真が暗くなってしまいましたけど、ふわふわした花がとても華やかで綺麗です。

紅豊を接写。この公園には200種2,000本の桜の木が植えられているので、春先はいつ来ても何かしらの桜が咲いているのが嬉しいですね。

そんな感じで公園内を散策していたら、テニスコートの裏のあたりで梅の木を発見!こんなところに梅の花が!!

この公園には何度も来ているというのに、今の今まで全く気がつきませんでしたよ!なんてこった!! てっきり桜しか植えられていないと思っていたので、完全に盲点でした。立ち寄ってみて本当に良かったー!

そんな感じで、春を満喫した1日でした。

 

4月30日(水)

大潟村の「菜の花ロード」がちょうど見頃だというので、さっそく見に行ってきました。

県道298号線の両側に、桜と菜の花が植えられています。その長さはなんと全長11km!ちょうど毎年この季節に花が咲き、訪れる人の目を楽しませています。

天気が快晴ならばもっと見事な写真が撮れるのですが、今日はあいにく薄曇りの天気。でもちょうど桜が満開で、綺麗な花を咲かせていましたよ。ピンク色の桜と黄色い菜の花のコントラストが素晴らしいです。

菜の花よりも桜のほうがワンテンポ早く花が咲いて散るので、菜の花はまだ7分咲き程度。菜の花の見頃はまだこれからです。桜が散ってしまった後も菜の花を楽しむことができますし、菜の花ロードの東端の方には遅咲きの桜が何本も植えられているので、ソメイヨシノのシーズンが過ぎても、それらを楽しむことができそうです。

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こちらは『サンルーラル大潟』の前にある菜の花畑。空にはこいのぼりがたなびいています。広い菜の花畑の中には通路が作られているので、のんびりと散策することができますよ。

4/26~5/6の期間中「桜と菜の花まつり」が開催されていて、ミニSLの運行なども行われています。

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続いて三種町の『金仏梅公園』へ。ここには梅の木がたくさん植えられているのですよ。

植えられている梅の本数だけを見れば おそらくここが秋田県一なのですが、ここの梅の木は、梅の実を収穫するために 全て背丈が低く、枝の数も少なくなるように剪定されています。そのため「梅林」ではなく「梅畑」のような雰囲気なので、好みが分かれるところですね。

梅の花はちょうど満開でした♪

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その後何気なくツイッターを見たら、秋田さきがけ新聞のオンラインニュースで、男鹿市脇本に珍しい梅の花が咲いているという記事を発見!何ですと!?それは梅好きとしては見逃せませんな!

「八英(やつふさ)の梅」と呼ばれるその梅の木は、一つの花に4~7個ほどの実をつける、国内でも珍しい品種で、江戸後期の紀行家の菅江真澄が男鹿を旅した際に、旅日記にも書き残しているそうなのですよ。

記事には「男鹿市脇本富永の岩倉集落」と書かれているのですが、もちろん地図など乗っているわけもなく…。しかもすでに時刻は夕方で、日が暮れるまでにたどり着けるかどうかすらわからない。

こんな状況で果たして向かってもいいものだろうか?と悩んだものの、結局探しに行ってみることにしましたよ。

そんなわけで、車に積んであった地図を見ながら、男鹿市脇本に向けて出発! 途中ツイッターで情報をもらったりしつつ、富永岩倉あたりをうろうろしていると、小さい看板を発見しました。 「八英」でなく「八房」になっていますが、おそらくこれで間違いあるまい。

後はこの看板の示す方向に進めば…と思いきや、畑や住宅の間を通る細い道しか見当たらず(汗) 近くで農作業をしていたおばちゃんに道を聞いてみると、この道を真っすぐ行って、ゴミ捨て場の箱があるところを右に曲がって、更に右に進むと、八英の梅があると教えてもらえました。ありがとうおばちゃん。

その通りに細い道を進んでいくと、「菅江真澄の道」と書かれた白い杭が見えました!

そしてこれが「八英の梅」です!真澄が見たとされる梅は残念ながら1993年に枯れてしまったそうですが、枯れる前の木についた実から育てた後継樹が、この梅の木なのだそうです。

木はまだ小さいですけれど、八重桜のような花びらが綺麗で、近くによると甘酸っぱい良い香りがしました。

日が暮れる前に無事にたどり着けて、本当によかったです。おかげで満開の八英の梅を見ることができましたよ。無理だとあきらめずにチャレンジしてみることも、時には大事なのですな。

そんな感じで、花を見て歩いた1日でした。

 

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