らくがき帳

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7月20日(土)

今日は「土崎港曳山まつり」に 「日本海洋上花火大会」「能代の花火」と、県内各地で様々なイベントが重なっていましたよ。

何を見に行くか迷いましたが、「土崎港曳山まつり」は明日もやっているし、「日本海洋上花火大会」は去年見に行ったので、今年は「能代の花火」を見に行ってみることにしました。

そんなわけでさっそく会場へ。市内のあちこちに駐車場があり、そこからシャトルバスが出ているようなので、「能代港周辺大駐車場」に車を停めました。ちなみにシャトルバスは有料(中学生以上・1人片道200円)ですよ。

ちょうどネムの花が満開で綺麗ですね。

花火の観覧会場は有料なので、会場付近で花火が良く見えそうな場所にレジャーシートを敷いて、そこで花火を見ることにしました。

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夜店で焼きそばを買って食べたりしながらのんびり待っていると、いよいよ花火大会がスタートしましたよ。美しいスターマインが次々に打ち上げられていきます。

私のデジカメではこの写真が限界ですが(汗) 米代川河口付近の800メートルの幅をフルに使って一斉に花火を打ち上げるという、「フルワイドスターマイン」も打ち上げられていました。

19:30~21:00の1時間半で、全部で1万5,000発の花火が打ち上げられましたよ。

花火大会の途中では「ミステリータイム打上」と題して、尺玉(10号玉)、二尺玉(20号玉)、三尺玉(30号玉)が連続で打ち上げられます。

二尺玉は花火玉の直径が60センチもあり、花火玉の重さはなんと70キロ。開いた花火の大きさは直径500メートルになります。

三尺玉はさらに大きくなり、花火玉の直径が90センチ、重さは280キロ! 開いた花火の直径は600メートルにもなりますよ!

二尺玉も三尺玉も巨大花火ゆえに、打ち上げるのが難しいので、天候などを考慮して、ベストのタイミングで打ち上げを行うとのこと。

まずは尺玉……なのですが、この打ち上げ場所が、今まで花火が上がっていた場所よりも90度も左手方向だったため、打ち上がったところを見逃してしまいましたよ(汗)

急いで花火が見える場所まで移動すると、ちょうど二尺玉が打ち上げられた所でした。花火が開き、「ドーン!」という大きな音が、体にズシンと響いてきます。

最後は三尺玉!火薬の量が桁違いなので、開花したときの音が 「ドーン!」でも「バーン!」でもなく、「ズガン!!!」という感じでした(笑)

大きな花火が、長い尾を引きながら ゆっくりと消えていきましたよ。

安全のためか、打ち上げ位置が会場から遠いので、花火の見た目の大きさ的には、以前「協和七夕花火」で見た二尺玉の方がインパクトがありましたが、珍しい「三尺玉」の開花の様子と、その音の迫力を体感できたのは 面白かったです。

そんな感じで、花火を楽しんで帰ってきました。

 

7月21日(日)

昨日と今日は秋田市土崎で 「土崎港曳山まつり」が開催されるので、見に行ってきましたよ。

2日目の夜に行われる「戻り曳山」は日付が変わるぐらいの時間までやっているし、出店も割と夜遅くまで営業しているので、仕事が終わってから会場に向かいました。

道の両側には出店がずらりと並んでいて、その間を通って大きな曳山が次々と進んでいきます。観客の数も多くて、祭り会場は大賑わいです。

曳山は綱を使って人力で引っ張っていますよ。大きな木の車輪が「ギイッ、ギイッ」と大きな音で軋み、車輪の潤滑を良くするためにひしゃくで掛けている油の匂いがあたりに漂っています。

曳山は近くで見ると本当に大きい! 「ジョヤサー!ジョヤサー!」という掛け声も勇ましくて、なかなか迫力があります。五十嵐記念病院前の交差点では、曳子が皆で力とタイミングを合わせて曳山を方向転換していました。

そんな感じで曳山を見物しつつ、出店で焼きそばなどを買って食べたりしていたのですけれど、その途中、2週間前に買ったばかりのデジカメを落っことして、画面をひび割れさせてしまうという事件発生 orz

液晶は無事なのですが、その外側の透明なガラス部分にビシッとヒビが入ってしまいました(涙)

後でネットで調べたら、このガラスを交換すると、修理費が1万円近くかかる模様…。一瞬の油断が思わぬ大惨事に。なんてこった。

とりあえず撮影機能に問題はなかったので、このまま使い続けることにします。画面がひび割れると結構ショックなので、皆様もお気をつけて(遠い目)

 

7月22日(月)

今日は土用の丑の日!というわけで、うなぎを食べに行くことにしました。

そんなわけで、秋田市大町の『せきや』へ。ここはスーパーマーケットなのですが、毎年土用の丑の日の昼限定で、2階のホールでうな丼やうな重を食べることができるのですよ。

今年も全国的にうなぎの値段が高騰しているので、2年前よりも値段が500円ほど高くなっていました。もはや気軽に食べられるものではなくなりつつあるな…と思いつつ、立派な調度品が置かれた広いホールへ。

「うな丼(1,800円)」もありますが、今回は「うな重(きもすい付き)(2,800円)」を注文。台湾産の活きうなぎをお店でさばいて、50年来変わらぬ秘伝のタレで味付けしているという一品です。

身が柔らかくて脂が乗った美味しいうなぎを、ゆっくり味わうことができました♪

 

7月24日(水)

今日は横手市に行ってきました。

昼ご飯は『秋田ふるさと村』の1階にある『林泉堂』で「秋田比内地鶏ラーメン(680円)」を食べました。スープは煮干しと鰹だしの和風スープで、麺は無着色・低温熟成の細打ち麺。そこに比内地鶏の肉がトッピングされています。ちょっと麺の量が少なめでしたが、あっさりしていて美味しかったです。

「あっぱれだんごパフェ みたらし(380円)」なるものもあったので購入。

カップの中にシリアルが敷いてあり、その上にしょうゆ風味の「しょうゆソフト」がのっています。そこに横手市の『かぶき屋』の「あっぱれだんご(みたらし)」を添え、更にごぼう味のスティックも添えた一品ですよ。不思議な組み合わせですが、これはこれで美味しいですね。

こちらは「あっぱれだんごパフェ ごま(380円)」です。しょうゆソフトの上に、ごま味のあっぱれだんごが添えられていました。

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今日の目的はこれ!横手市の『秋田県立近代美術館』で7/6~9/8に開催されている、「藤城清治の世界展」ですよ!

藤城清治氏は影絵作家として有名な方で、絵本やおとぎ話の挿絵などを長年手がけていらっしゃいます。クリッとした目の小人や人物の絵が特に印象的ですね。

2011年に近代美術館で開催された展示会がなかなか見ごたえがあったので、今回はじっくり見るべく、時間に余裕を持って入館しましたよ。

一昨年の展示会とは異なる作品が数多く展示されていて、今回もかなり見ごたえがありました。もちろん、「ぶどう酒びんのふしぎな旅」などの代表作や、秋田を描いた作品などは今回も展示されていましたよ。どの作品も繊細で幻想的で、本当に美しいです。

個人的には秋田県の刺巻湿原のミズバショウを描いた絵が一番気に入ったので、その絵が印刷された大きなポストカードやレターセットを購入しました♪

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会場には、東日本大震災の被災地の様子を描いた影絵も何点か展示されていました。気仙沼や南三陸町、そして福島県の大熊町(原発立入禁止区域)などが作品の中で克明に描かれています。どの絵もすごく美しいのだけれども、どこか妙な生々しさと鬼気迫るものを感じました。

福島の立入禁止区域を描いた影絵は、許可を取って福島第一原発からわずか2kmの場所に入り、通常の70倍の放射線量の中で防護服姿でスケッチをし、そのスケッチをもとに製作した作品なのだそうです。地面に近い位置で、イスに座ってずっとスケッチしていたので、後で線量を計測したら、他の人の倍ぐらい線量が高かったとのこと。

メルヘンな雰囲気の作品だけではなく、命を賭してまで被災地の爪痕を描き、現実の姿と向かい合おうという藤城先生の姿勢、そして強いメッセージが込められた作品を目の当たりにして、いろいろ考えさせられるところもあった展示会でした。

 

7月26日(金)

仕事の帰りにカーラジオを聞いていたら、番組の中でいい感じの洋楽が流れておりまして。

「なんとなく好きな感じの曲だなー。これは誰のなんて曲だろう?」と思い、曲が終わった後にパーソナリティの人が曲名紹介するのをワクワクしながら待っていたのですが、 パーソナリティの人の発音が本格的過ぎて、「ただいまの曲は☆※□◆%の、△@#■*◎でした」という感じで、曲名もアーティスト名も、どっちもまったく聞き取れないという、予想外の事態になりましたよ!(涙)

「なぜ日本人なのに、曲名とアーティスト名のところだけ突然英語っぽい感じで発音するんだ!おかげで今のいい感じの曲が何だったのか、まったくわからなかったじゃない!もう一度聞いてみたくても、探しようがないじゃない!!」と、動揺しながら運転しているうちに家に着いてしまいました。なんてこった。

インターネットで検索しようにも、手がかりがまったくないので、もはや諦めるしかないのか…と思ったら、エフエム秋田の公式サイトで番組内でオンエアされた曲を検索できるページがあったので、ようやく曲名とアーティスト名を知ることができました。良かった。

今度からパーソナリティの人は、洋楽を紹介するときは、もうちょっと日本語っぽく発音するようにしていただきたいと思う今日この頃です。

 

7月31日(水)

エリアなかいちの前を通ったら、与次郎の石像に祠が出来ていましたよ。

祠は秋田杉で作られていて、屋根には銅板がふいてあります。29日に完成したばかりだそうで、柱も屋根もピカピカ。近くに行くと、杉の木の良い香りがしました。

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その後は、三種町の釜谷浜海岸へ。7/27、28にこの場所で「サンドクラフト2013 in みたね」が開催されていたのですが、そのイベントで製作された砂像が、9/1までそのまま砂浜で展示されているのですよ。

アニメやマンガのキャラクターの砂像から、オリジナルデザインの砂像まで、様々な砂像が砂浜に並んでいます。

会場のステージも、もちろんサンドクラフトになっていますよ。

雨や風などで、もうすでに崩れかけてきている砂像もありました。良い状態のものを鑑賞したいのであれば、なるべく早い時期に見に行くのが良さそうです。

こちらは「Summer Time(サマー・タイム)」という作品。砂を押し固めて削っただけとは思えぬ造形美です。

こちらはメイン砂像の「不動明王」です。毎年メイン砂像を手がけている保坂俊彦氏の作品ですよ。高さ4.3メートルもあり、近くで見上げるとそのスケールに圧倒されますね。

どの砂像も見事な出来栄えでした。

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帰り道、道の駅おおがたで 「西明寺栗アイスクリーム(294円)」なるものを見つけたので購入。

仙北市西木町にある「赤倉栗園」の西明寺栗を使用したアイスクリームです。ちなみに西明寺栗は「日本一大きい栗」として知られており、西木町の特産品になっています。

ふたを開けるとこんな感じ。バニラアイスの中に、細かく砕いた西明寺栗が混ぜ込まれていました。食べると栗の風味がしますよ。

そんな感じの1日でした。

 

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