続いて訪れたのは鶴岡市の『加茂水族館』です。
ここは大規模なクラゲの展示で有名な水族館でして、今回の目的はもちろんそのクラゲたちの鑑賞……ではなく。
水族館内のレストランで食べることができる 「エチゼンクラゲ定食(750円)」なのです!
もちろん本物の「エチゼンクラゲ」を使用している、クラゲづくしのクラゲ定食!この他にもクラゲを使った一品料理やデザートなどが たくさんメニューにのっています。
クラゲデザート類は16:30まで注文可能なのですが、クラゲ料理は15:00で終了してしまうので、前回来た時には食べることができなかったのです。これでようやく1年越しの夢が叶うよ!(感涙)
さて、このエチゼンクラゲ定食は クラゲ生春巻き、エチゼンクラゲ刺身、クラゲ入りおひたし、ご飯、味噌汁、漬け物、クラゲゼリーといった内容。 ご飯の上にかかっているのは、ちりめんじゃこのふりかけです。
ちなみに単品で頼んだ場合は、生春巻きは400円、刺身は350円、おひたしは200円なので、定食にするとかなりお得感がありますな。
おひたしはごま和えになっていて、細く切ったクラゲが入っています。キクラゲにも似たコリコリとした食感なので、違和感はまったくないし、普通においしいですね。 スーパーでお惣菜として売られていてもおかしくない感じ。
クラゲ生春巻きは、春巻きの中にクラゲが入っているのかな?と思いきや、なんと生春巻きの皮の部分がクラゲでした(笑) こちらもコリコリとした食感です。
そしてメインとでもいうべきクラゲの刺身!白っぽくて半透明で、まるで白身魚の刺身のようにも見えます。
さっそく食べてみましたが、おひたしや生春巻きが「コリコリ」とした食感だとすると、刺身は「プリプリ・コリコリ」といった感じで、また食感が違いますよっ。ややモチモチ感がある感じです。 これはなかなか美味しい!また食べたいかも。
さすがに味噌汁は普通の味噌汁だろうと思いきや、具として入っていたかまぼこにはしっかりクラゲが(笑) クラゲ定食、あなどりがたし。
デザートのクラゲゼリーも、もちろん大粒のクラゲ入り(笑)
クラゲは味にクセがないので、どれもおいしいし コリコリとした独特の食感を楽しむことができました。クラゲソフトやクラゲアイスの中のクラゲはかなり小粒なので、クラゲ感(謎)を存分に堪能するのならば、やはりクラゲ定食を食べるのが一番ではないかと。
ちなみに今年から、メニューに 「海月(くらげ)ラーメン(700円)」と「海月冷し中華(750円)」が新たに加わったそうですよ。
写真は「海月冷し中華」です。なんと麺にクラゲが練りこまれており、海老や野菜などと一緒にクラゲが具としてのっかっていました。
こちらも違和感はなく、コリコリとしたクラゲの食感を楽しめる一品となっておりましたよ。今度はぜひ海月ラーメンや他のクラゲ料理も食べてみたいと思います!