7月16日(土)
7/16~18の期間、仙北市角館町の『安藤醸造 北浦本館』で 「夏まつり」が開催されるというので行ってきましたよ。
去年やおととしと同じく、建物の前で 「流しそうめん」が行われておりました。料金は去年までは300円でしたが、今年は200円で15分食べ放題。長い竹の筒の中を、水と共に勢いよくそうめんが流れてきます。
つけだれは、安藤醸造の商品である 「あまだれ」「みそだれ」「しろだし」の3種類を食べくらべすることができますよ。これらのタレは店内でも販売されています。
時々、そうめんと一緒に、みかんや桃などの果物も流れてきます。ミニトマトやうずらの卵はコロコロ転がりながら流れてくるので、なんとなくかわいいですね。
形が丸いし水圧もあって難しいのですが、なんとか無事にうずらの卵をキャッチ!そうめんと共に美味しくいただきました。
意外と桃のキャッチが難易度高かったです。(←実が柔らかいので、力を入れすぎると真っ二つになってしまう)
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お腹がいっぱいになった所で、店内を散策。醤油や味噌、漬け物、地元の特産品などがずらりと並んでいて、試食も大盤振る舞いされています。
「お菓子のくらた」のブースの前には、だんごの試食が置かれていました。観光客の方々が、あれこれと食べ比べしながら お土産を購入しておりましたよ。
関係ないですが、しょうゆソフトを食べたら、コーンの所に巻いてある紙に「がんばろう東北!」と書かれていました。
1回100円で「輪なげゲーム」にも挑戦できます。醤油やタレ、お食事券などの景品が並んでいて、投げた輪が入ると景品を持ち帰ることができますよ。私も挑戦してみましたが、ゲットできませんでした。残念。
そんな感じでイベントを楽しんだ1日でした。
7月20日(水)
7/20、21に秋田市土崎で『土崎港曳山まつり』が開催されるので、見に行ってきましたよ。
大きな武者人形や角灯篭などで飾りつけた「曳山」を土崎地区の各町内で製作し、町内を練り歩いた後に神社に奉納するというこのお祭りは、日本の「重要無形民俗文化財」に指定されています。
初日の今日は、笛や太鼓を演奏する囃子たちを乗せた曳山が、朝から夕方頃まで各町内を練り歩きますよ。曳山の高さは5メートル近くあり、間近で見るとなかなかの迫力です。
曳山には木製の大きな車輪が付いていて、皆で力をあわせて曳山を動かし、道路を進んでいきます。電線がある場所では、屋根の上にいる人が棒を使って、通過する間電線を持ち上げたり、交差点を曲がる時にはタイミングを合わせて一瞬で90度ターンしたり等、絶妙なチームワークと熟練の技を見ることができますよ。
通り沿いにはたくさんの出店がずらりと並び、大勢の人たちで賑わっています。
大通りに配置された曳山から賑やかなお囃子が聞こえてきたり、浴衣姿で踊りを披露しているグループがあったり等々、非常に活気にあふれた、いかにもお祭り!って感じの祭りですね。 曳山を曳いていた男性達は、夜には各町内の詰め所で輪になって、楽しそうにお酒を飲んでいました。
居酒屋の『ぐうぐー屋』の店先で 「ふぐ入り焼そば(500円)」が売られていたので購入。秋田はふぐの北限の産地なので、港に程近いこの地域では、ふぐを利用した町おこしが行われているのです。
小ネギをのせた塩焼きそばの上に、から揚げにしたふぐの身が3切れのっています。ふぐはクセがないし、身がふっくらしていて美味しいですね。
こちらは別の屋台で売られていた「オムフランク(300円)」です。フランクフルトに玉子を巻き、ケチャップとマヨネーズをかけた一品。これもなかなか美味しいですな。
明日は土崎の南端から北端まで曳山を曳く「御幸やま」や、その後各町内へと戻っていく「戻りやま」などが行われます。特に「戻りやま」は祭りのクライマックスなので、この時に曳子も囃子も観客も一番の盛り上がりを見せ、真夜中まで会場は活気に満ちあふれますよ。
7月21日(木)
本日は土用の丑の日!というわけで、うなぎを求めて、秋田市大町にあるスーパーマーケットの『せきや』へ行ってきました。
お店の前にはテントが設置され、うなぎが炭火でじっくりと焼かれています。あたりには白い煙がもくもくと立ち込め、焼きたてのうなぎを買い求める人たちで行列ができていますよ。
このお店では、台湾産の生きたうなぎをさばき、50年来変わらぬ秘伝のタレで味付けしているとのこと。テントでは蒲焼きだけでなく、うなぎのカマや骨せんべい、 うなぎの肝なども販売されておりました。
今回の目的は、建物の2階にあるホールで7/21の11時~14時限定で食べることができる、うな重やうな丼なのですよ。
てっきり定食屋や宴会場みたいな雰囲気なのかと思いきや、中国の調度品のような丸テーブルとイスが並び、虎や鶴の絵が描かれた大きな屏風が置かれているという、思いのほか立派な部屋でした。
メニューは「うな丼(1,400円)」「うなぎ会席膳(1,800円)」「うな重(2,300円)」の3種類。お手頃なうな丼や、小鉢が付いた会席膳も気になりますが、せっかくなので今回は奮発して「うな重」にしてみましたよ。
しばし待っていると、うな重が運ばれてきました。
重箱の1段目にうなぎ、2段目にご飯と漬け物。そして肝吸いが付いてきます。肝吸いには肝が3個入っていましたよ。
うなぎのタレと山椒が簡易容器でなければ、もうちょっと高級感が出るような気がしますが、まあこれはいたし方あるまい(汗)
2枚のうなぎをご飯にのせ、タレと山椒をかけて完成!
さっそく食べてみると、身が柔らかいし脂がのっていましたよ!小骨が取ってあるので、食べやすくて美味しかったです♪
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お腹がいっぱいになった所で、車で南下し、由利本荘市万願寺にある『いとうブルーベリー園』へ。
ここはその名の通りブルーベリー園でして、ブルーベリーの摘み取りをすることができるのですよ。植えられているのは「ハイブッシュブルーベリー」です。
ちなみに入園料は大人300円、小学生200円。摘み取った実は100g100円で購入する形になります。開園期間は7月中旬~8月中旬ですが、実がなくなり次第終了とのことです。
さっそく農園の方に声をかけると、ヒモが付いた四角いプラスチック製のカゴを渡されました。これを腰に装着して、摘み取った実をカゴに入れる模様。
準備ができたところで、いざブルーベリー畑の中へ!
時期的にまだ少し早いのか、それとも先に来た人に収穫されてしまったのかはわかりませんが、パッと見た感じでは、まだまだ緑色の実ばっかりです。
でも少し探してみると、紫色に熟した実をすぐに発見できました。
葉っぱの影や、奥まった場所にある木などなど、あっちにもこっちにも熟したブルーベリーがたくさん!
以前、由利本荘市赤田の『東光園』でブルーベリーを摘んだ時に、熟している実の見分け方を教わったので、その教えの通りに実を見極めて収穫していきます。
ちなみに『いとうブルーベリー園』のおじちゃんからは「太陽を背にすると実を探しやすい」というアドバイスをいただきました。
丸々としていて濃い紫色のブルーベリーの実をどんどん収穫していきます。
40分ほどで、カゴの中にブルーベリーがこんなに集まりましたよ!
重さを量ってみたら、500gありました。これでジャムを作ろうかとも思ったのですが、せっかくの摘みたて新鮮なブルーベリーなので、そのまま美味しくいただくことにしましたよ。甘酸っぱくて本当に美味しいですね。
食べきれない分は、保存容器に取り分けて 冷凍ブルーベリーにしてみました。必要な時にちょっとずつ使っていこうと思います♪
7月24日(日)
本日、岩手・宮城・福島の3県を除く44都道府県で アナログ放送が終了しましたよ。
我が家はすでに地デジ化済みですが、試しにアナログ放送に切り替えてみたら「ご覧のアナログ放送の番組は きょう正午に終了しました」の文字が表示されておりました。さようならアナログ放送…(遠い目)
この後はついに砂嵐に……と思いきや、ケーブルテレビは2015年までデジアナ変換をするので、再び番組が映るようになりました(汗) まあ、デジアナ変換は録画やダビングに色々制限があるので、結局地デジを視聴する他ないわけですけれども。
そういえば、BDレコーダを購入以降、録画はなんとかできるようになったものの、まだ一度も編集機能やダビング機能を使ったことがないので、容量がいっぱいになる前に頑張って覚えたいと思います(汗)
7月26日(火)
我が家のベランダ菜園の植物たちは、変わらず元気に育っていますよ。
こちらは現在のシソ。葉っぱがスカスカしているように見えるのは、育った端から私がちょこちょこ収穫しているせいです(笑) 食べ頃の大きな葉を収穫しても、数日後には次の葉が大きく育ってくれるのでありがたいですな。
こちらは万能ネギ。相変わらず生命力が強く、収穫してもどんどん次の葉が伸びてくるので、料理の時に何かと重宝しております。
そういえば、テレビを見ていたら、「ホームセンターで販売されている栃木産の腐葉土から高い値の放射性物質が検出された」というニュースが流れていましたよ。
詳細やその後の調査結果が、秋田県の公式サイト(美の国あきたネット)の 「秋田県内の環境放射能の状況について」のページに 記載されていますが、秋田県の通常の数値が「0.022~0.086μSv/h」なのに対し、この腐葉土は「1.51~1.54μSv/h」の放射線を発し、1kgあたり11,000ベクレルのセシウムが含まれているという、異常に高い数値が検出された模様です。恐ろしい。
ちなみに今回、県民からの情報で秋田県が調査した結果、栃木の腐葉土の放射能汚染がわかって 初めてニュースになったわけですけれど、実はネット上ではだいぶ前(少なくとも1ヶ月以上前)から、 全国のホームセンターで販売されている腐葉土から高い放射線が出ていると騒ぎになっていました。
6/24に埼玉県の人が地元のホームセンターに行ってガイガーカウンターで栃木県の腐葉土を計測した時の動画が特に有名だしわかりやすいのですが、この時は2μSv/h以上の数値が計測されています。
何より、この動画に映っているのは 「今回秋田で騒ぎになっているホームセンターとは別系統のお店」で、なおかつ「回収騒ぎになっている商品とは別の商品」だということを 考えると、おそらく栃木県の汚染腐葉土は相当数が様々な商品にされて全国で販売されていると思われます。今回の件が氷山の一角かと思うと、何とも恐ろしいですよ。
ニュースを見た後、同僚Sさん(親が農家)に、あなたの家の畑は大丈夫なのかと聞いてみたら、「家は肥料や土関係は農協から買っているから、ホームセンターの腐葉土は使ってないよ」とのことでした。 ただ、農協経由の土や肥料が安全かどうかはわからないので、この辺も一度調査していただきたいところです。
ちなみに我が家のベランダ菜園は 去年買って余っていた土を使っている上、4月初めに植え替えした時に土を全部入れ換えたので 、今のところ大丈夫…だと思います。多分。
そんな感じの今日この頃です。
7月28日(木)
先週、ブルーベリーを摘みに 由利本荘市のブルーベリー園まで行って来たのですが、なんと秋田市にもブルーベリー園があるというので、摘みにいってまいりました!
そんなわけでさっそく、秋田市河辺大張野にある 『せせらぎブルーベリー園』へとやってきましたよ。あたりには田んぼや畑が広がっていて、その中に青いネットで囲まれたブルーベリー園がありました。
車を停め、ブルーベリー園の入り口付近をうろうろしていると、すぐ横に建っている民家からブルーベリー園のおじさんが出てきましたよ。
ブルーベリー摘みを申し込むと、『いとうブルーベリー園』の時と同じように、紐が付いたプラスチック製のカゴを手渡されました。
入園料は無料で、摘み取ったブルーベリーは100g100円で購入する形になります。
カゴを腰に装着し、いざブルーベリー畑の中へ!
おじさんの話では、今日の午前中にもブルーベリー摘みのお客さんたちが何人か来ていたので、もしかしたらもう実が残っていないかも…とのことでしたが、見てみたら紫色の実がたくさん残っていました。一安心。
外側が紫色でも、中がまだ熟していない実もあるので、由利本荘市赤田の『東光園』の時に学んだ通り、軸と実の境目部分がちゃんと黒くなっている物を選んで カゴの中に入れていきます。
完熟した実は見た目が黒々としているし、強く引っ張らなくても軽くつまんだ程度でポロッと実が外れるので、慣れてくれば軸部分を見なくても、熟した実を見極められるようになってきますよ。
この農園のブルーベリーの木は、今までの農園と違って 葉っぱに小さなトゲがありますね。夢中になって実を収穫していると、時々服や腕に引っかかる感じがします。そんなに痛くはないんですけど。
おじさんにブルーベリーの品種名を聞いてみたら、植えたのが25年も前の事なのでわからないとのことでした。「実は小振りな品種だけれど、生食でもジャムにしても美味しいんだ」と、誇らしげに話してくれましたよ。確かにその通りで、コロンとした小振りな実なのに、食べると甘くて美味しいですね。
農園の奥の方には、柵で区切られたエリアがあります。このエリア内のブルーベリーは100g150円だそうですよ。
ブルーベリー園は全体がネットで囲まれていますけど、木の葉っぱや熟した果実を狙っているのか、葉っぱの影にアリや青虫などがいることもあります。
収穫している隣の木でいきなりセミが鳴き始めた時は、さすがにちょっとうるさかったですが(笑) こうして虫が普通にいるということは 強い薬剤を散布していない証拠でもあるので、安心してブルーベリーを食べられますね。
そんな感じでどんどん収穫。30分ほどで、カゴの中にはこんなにたくさんの実が集まりました。
もっと収穫するつもりだったのですけれど、急に雨が降り出したので、残念ながらここで収穫終了。熟した実はまだまだあったのですが、こればかりは仕方ないですな。
おじさんに実を量ってもらったら、400gありましたよ。
今年は何日ぐらいまで開園しているのか聞いてみたら、天候次第になるものの、竿燈まつりの頃まではギリギリ持つんじゃないかなーとのことでした。日差しが強すぎたり、雨が降り続いたりすると 実がダメになってしまうので、こればかりは自然まかせの模様です。
新鮮なブルーベリーを自分で収穫できて満足ですよ。収穫した実は、大事に美味しくいただこうと思います♪